人生がすっきりわかるご縁の法則

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人生がすっきりわかるご縁の法則
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人生がすっきりわかるご縁の法則
出版社
定価
792円(税込)
出版日
2022年07月05日
評点
総合
3.5
明瞭性
3.5
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

数々のベストセラーを世に送り出してきた密蔵院住職、名取芳彦師の新作が登場した。今回のテーマは「ご縁」。人生、人間関係、仕事、そしてお金について、「ご縁」という切り口で教えを授けてくれる一冊である。

「縁」というと、運と似たものをイメージする方も多いだろう。しかし本書によると、「運」と「縁」は似て非なるものだ。運は自分でどうすることもできない。その一方で、ご縁は、自分でつくったり、引き寄せたり、強くしたり弱くしたりすることができるのだと著者はいう。本書を読めば、縁を大切にすべき理由に納得し、良い縁をたぐり寄せようという気持ちが強くなるに違いない。

最近ヘコみがちな方や疲れている方、「苦労してばかりだ」「どうして私だけ?」「友人・知人との縁が続かなくてさみしい」などとモヤモヤ悩んでいる方には、ぜひ本書を手に取ってほしい。「縁を意識して大事にする人は、人間関係がスムーズにいくようになります」「“余計な”仕事をするのは、自分というきれいな花火を打ち上げるための導火線に火をつけるようなものだ」などといった著者の名言に、ほっと心がゆるむこと請け合いだ。そして、気持ちをリセットし、前向きな気持ちで人生の道を歩んでいけるだろう。

ライター画像
木下隆志

著者

名取芳彦(なとり ほうげん)
1958年、東京都江戸川区小岩生まれ。密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所所長。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。密蔵院写仏講座・ご詠歌指導など、積極的な布教活動を行なっている。
主な著書に、『気にしない練習』 『「退屈」の愉しみ方』 『ためない練習』 『般若心経、心の「大そうじ」』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)などベストセラー、ロングセラーが多数ある。

本書の要点

  • 要点
    1
    生きるためには、苦労という「縁」が必要だ。そのことを理解できれば、ネガティブな感情は減っていく。
  • 要点
    2
    奇跡的な縁が集まったのが「いま」「ここ」だ。それを意識することで、「いま」や「ここ」がより輝き始め、幸せを感じられるようになる。
  • 要点
    3
    「また会いたい」と思ってもらうには、相手との縁をつなげておく必要がある。そのためには、相手と別れるときに「ご一緒できてうれしかったです」などと気持ちを伝えるようにしたいものだ。
  • 要点
    4
    余計な仕事をするのは、自分というきれいな花火を打ち上げるための導火線に火をつけるようなものだ。その火がジリジリと燃え、数年、数十年後にきれいな花火になるかもしれない。

要約

【必読ポイント!】 人生と「ご縁」

「苦」をなくす2つの方法

私たちにネガティブな感情が起きるのは、物事が自分の都合どおりに進まないときだ。たとえば、何かしようとしているところに別のことを頼まれれば、邪魔された気がしてムカッとするだろう。

お釈迦さま以前より、インドではこうした感情を「苦」と呼んでいる。苦をなくす方法は2つある。1つは、都合を叶えることだ。つまり、自分の夢や願い(都合)を叶えようと努力すること。人間の労力を減らしてくれる家電を開発することは、その一例だ。

もう1つは、都合そのものをなくす(減らす)ことである。叶えたい都合がないなら、苦は生まれないからだ。ただし、都合をなくすのは決して簡単なことではない。

「縁」を理解できれば「苦」は消える

苦をなくすために、お釈迦さまは世の中の仕組みを観察した。そこで発見したのが、世の中の「縁起の法則」だ。これは、物事は縁起があって起こるという法則である。

当たり前だと思う人もいるだろう。でも私たちは、この法則を忘れて結果に目をうばわれ、苦を発生させてしまうものなのだ。

「なぜこんなに苦労するんだ」と感じたら、その理由(縁)を考えてみよう。理由の一つは「生きるため」だろう。生きるためには苦労という縁が必要だ。その事実を理解できれば、ネガティブな感情は減っていくに違いない。

「いま」「ここ」に至る縁に感謝する
recep-bg/gettyimages

どんなことも一つの結果だ。この要約を読んでいることも、いま生きていることも、一つの結果である。膨大な縁が絡み合って結果が導き出されている。

あなたに仲のいい友達がいたとしよう。あなたとその人は「親しい間柄である」というのが最新の結果(状況)だ。その結果になるためには、「2人が生まれた」「お互いに気心を知っている」「共通の時間や空間を共有した」といった「あった縁」が不可欠だ。

加えて、思いもよらない縁もある。それは「2人の仲を裂くような人がいなかった」「別の国で別の時代に生まれなかった」などといった「なかった縁」である。「なかった縁」の数は「あった縁」よりもはるかに多く、数万、数十万に及ぶだろう。自分の親、その親、さらにその親……とさかのぼっていくと、自分がどれほど奇跡的に「いま」「ここ」にあるかがわかるはずだ。

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