ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
掟破りの表紙

掟破り

逆境を力に変え、挑み続けるための111の言葉


本書の要点

  • アップルやマクドナルドの経営をする上で、著者はたくさんの失敗をしてきている。たくさん失敗しているということは、たくさん挑戦しているということ。特に若いうちはリスクを排除せず、がむしゃらに進むことが大切である。

  • 「管理職は評価をすることが仕事である」と勘違いしているリーダーが多いが、本来は部下をいかに一人前の社員に育てるかが重要である。

  • 人生でもっとも大事なものは愛だ。愛とは人と人との心のつながりである。まずは家族や周囲の人を一生懸命愛し、そして頑張って仕事で成果を出し、成果を社会に役立てる。シンプルだが、こうした姿勢こそが人間らしい豊かな生活に導いてくれる。

1 / 9

仕事の本質

情熱を持って仕事をし、失敗を怖れるな

「失敗なくして成功なし」。著者はアップルやマクドナルドの経営をする上で、たくさんの失敗をしてきた。しかし、たくさん失敗しているということはたくさん挑戦しているということである。若いうちにはリスクを排除することなく、ただがむしゃらに進むことが大切である。

ところが中には「指示を待つだけ」「予算を使いこなすだけ」「失敗を恐れて挑戦しない」社員がいる。この3タイプに共通しているのは、「情熱が足りない」ということだ。何事にも情熱を持って挑戦し、常にベストを尽くして結果を積み上げていく社員が、最も優秀な社員である。

実は著者は60歳までヘビースモーカーで運動もほとんどしなかった。一念発起し、ランニングやサイクリングを始めたところ、より集中して仕事ができるようになり、物事を前向きに考えられるようになった。仕事に必要なのは「考え抜く力」。仕事力と健康管理は密接に結びついており、精神的な健康は身体的な健康があってこそだと日々実感している。

2 / 9

キャリア

出世を目的とせず、今目の前にある仕事に全力で取り組むことが大事

自分の将来を細かくイメージし、あれこれ悩んでみたりしても大半はうまくいかない。それよりも目の前の仕事に全力を尽くすことが重要だ。自分のキャリアを決めるのは周囲の人であり、自分の描いたプラン通りになることはないからだ。出世することを目標とするのはナンセンスなこと。大切なのは、今、自分が周囲から与えられている仕事、目の前の仕事に全力を尽くし、わき目も振らず取り組むことである。

もちろん、長い仕事人生の中で転職することもあるだろう。転職したときは、それまでのキャリアや経験を捨てるつもりで働いてみることだ。転職してすぐにするべきなのは、その会社の「弱み」ではなく、「強み」を見つけることである。著者自身はアップルからマクドナルドに移り、前の会社のやり方を踏襲しようとはしなかった。マクドナルドの「強み」に目を向け、そこから新たな試みに挑戦していった。

3 / 9

リーダーシップ

大きな目標を掲げてチャンスを示し、人を育てることがリーダーの仕事

大きな目標を掲げることこそが、リーダーの仕事だと著者は考えている。リーダーが大きな目標を掲げるのは、会社の中にあるチャンスを社員に教えるためだ。「できるわけがない」と思うようなビジネスや、難しい案件でも、部下を「やる気」にさせて目標を達成することが重要だ。そのことが部下の成長を促す。

リーダーは朝令暮改でいい。何事もまずやってみてから検討すればいいし、結果として間違っていたら変えればいい。著者自身、成功体験の10倍の失敗をしているが、数々の失敗体験が成功につながっていると感じている。リーダーの発言内容が変わると部下は戸惑うかもしれない。しかし、

もっと見る
この続きを見るには...
残り2807/3968文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2014.11.10
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

ロボコン
ロボコン
ニール・バスコム松本剛史(訳)
日本版カジノのすべて
日本版カジノのすべて
木曽崇
破壊する創造者
破壊する創造者
夏目大(訳)フランク・ライアン
スマートマシンがやってくる
スマートマシンがやってくる
ジョン・E・ケリー3世スティーブ・ハム三木俊哉(訳)
京都100年企業に学ぶ 商いのイロハ
京都100年企業に学ぶ 商いのイロハ
林勇作
中村修二劇場
中村修二劇場
日経BP社特別編集班
殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?
殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?
ポール・シーブライト山形浩生(訳)森本正史(訳)
マリス博士の奇想天外な人生
マリス博士の奇想天外な人生
キャリー・マリス福岡伸一(訳)

同じカテゴリーの要約

「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
三宅香帆
頼るのがうまい人がやっていること
頼るのがうまい人がやっていること
有川真由美
リーダーの否定しない習慣
リーダーの否定しない習慣
林健太郎
記憶脳
記憶脳
樺沢紫苑
「リーダーシップのベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
「リーダーシップのベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
藤吉豊小川真理子
頭のいい人が話す前に考えていること
頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉
リーダーの「任せ方」の順番
リーダーの「任せ方」の順番
伊庭正康
無料
締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか
締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか
安達未来
カスハラの正体
カスハラの正体
関根眞一
経営12カ条
経営12カ条
稲盛和夫