佐久間宣行のずるい仕事術

僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた
未読
佐久間宣行のずるい仕事術
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佐久間宣行のずるい仕事術
出版社
ダイヤモンド社

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出版日
2022年04月05日
評点
総合
4.2
明瞭性
4.0
革新性
4.0
応用性
4.5
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おすすめポイント

本書の著者、佐久間宣行氏はテレビプロデューサーとして「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」といった人気番組を生み出してきた。パーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」にも多くのファンがいる。

ただ、テレビの仕事をしているからといって「自分の仕事とはまったく違う」「参考にならない」と思うのは尚早なのがこの本だ。

佐久間氏は、実は業界に飛び込んですぐ「自分は芸能界もテレビ界も苦手っぽい」と気づいたという。実際、苦労も多かったそうだが、それでも懸命に工夫を重ね、現在のポジションを手に入れた。そうした蓄積をもとに、本書には「入社当時の絶望から20年以上かけて僕が身につけた作戦の数々」が詰め込まれている。

印象的なエピソードを一つ紹介しよう。入社1年目、佐久間氏はドラマのアシスタント・ディレクターだった。雑用ばかりの日々に不満を抱いていたある日、監督から、翌日の撮影で使う「サッカー部の女子マネージャーの手づくり弁当」を用意してこい、と言われる。ほとんど画面には映らない小道具だが、依頼された以上、なんとか用意するしかない。

さて、ここで佐久間氏はどのように行動し、これをチャンスに変えたのか。ぜひその答えを要約で確認してほしい。この経験をきっかけに、雑務が「佐久間の仕事」に変わり、仕事がおもしろくなったという。

誰でもすぐ使える仕事術が詰まった本書。新人からベテランまで、楽しみながら結果を出したい人に読んでほしい一冊だ。

著者

佐久間宣行(さくま のぶゆき)
1975年11月23日、福島県いわき市生まれ。テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ。「ゴッドタン」「あちこちオードリー」「ピラメキーノ」「ウレロ☆シリーズ」「SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜」「キングちゃん」などを手がける。元テレビ東京社員。2019年4月からラジオ「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティを担当。YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」も人気。著書に『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』(扶桑社)がある。

本書の要点

  • 要点
    1
    だれにでもできる仕事だからといって、決して手を抜いてはいけない。小さな仕事も、工夫次第で「自分にしかできない仕事」になり、信用とチャンスにつながる。
  • 要点
    2
    会議直後の5分間が1週間後の自分の評価を変える。すぐに要点整理とアウトプットをして、次回の会議に備えよう。
  • 要点
    3
    チームを壊しかねない問題児がいるときは、「封じ込め」作戦が効果的だ。

要約

【必読ポイント!】仕事術編

雑務こそ本気で取り組む
yajimannbo/gettyimages

やりがいがなく、だれにでもできて、スキルも自信もつかない――。そんな仕事をするのはしんどいものだ。だが、そうした仕事も工夫次第で「自分にしかできない仕事」になり、評価につながる。

著者が入社1年目で任されたドラマのAD(アシスタント・ディレクター)の仕事も、雑用だらけの「だれにでもできる仕事」であった。不満を募らせていたとき、監督から急に、翌日の撮影で使う「サッカー部の女子マネージャーの手づくり弁当」を用意してこい、と言われた。ただの小道具で、画面にはほとんど映らないし、ストーリー進行にも関係ないものだ。正直面倒だと思ったが、なんとか調達するしかない。退勤後、学生時代にアルバイトをしていた居酒屋の厨房を借りて弁当をつくりはじめた。

とはいえ女子高生の手づくり弁当なんて想像がつかない。「なんか違うんだよな……」と頭を抱えて唸っていると、ふと思いついた。「サッカー部のマネージャーなんだから、おにぎりをサッカーボールに見立てたらどうか?」

海苔を貼ったまるいおにぎりが2つ、弁当箱に並ぶ。いい感じだ。そう思うと他のおかずも気になりはじめ、ウィンナーはタコに、玉子焼きもキレイに……とやっているうちに朝の5時になっていた。弁当箱をつかんでロケ場所に直行したところ、弁当を見た監督が「ちょっと台本変えよう。この弁当をストーリーのメインにしたい」と言ってくれた。だれでもできる仕事が、ちょっとした工夫で「佐久間の仕事」に変わったのだ。

だれにでもできる小さな仕事を、いかに「自分にしかできない仕事」にして、信用とチャンスに変えるか。どうすれば「よくある雑務」を「自分の仕事」にできるのか。その問いが、仕事をおもしろくする。

「まだ早い」の先にチャンスがある

「もう少し力をつけてから……」と、憧れの仕事や興味のある仕事にチャレンジしないのはもったいない。とはいえ、自信がなくて怖じ気づく気持ちも、失敗して恥をかきたくない気持ちもよくわかる。著者も「絶対にできる」と思えるまで動けないタイプだった。

でも、どれだけキャリアを積んでも準備万端にはならないものだ。それに、どんなチャレンジも、早ければ早いほどいい。そのほうが失うものが少なくて済むうえ、多くを得られるからだ。

うまくいかなくても大丈夫。あなたの挑戦は相手の記憶に残るだろう。すぐには結果につながらなくても、後になって「そういえば、あのときの……」と思い出してもらえて、チャンスにつながるかもしれない。

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要約公開日 2023.02.13
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