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本書の要点

  • 新入社員でも、気づいたことや改善すべき点があれば提言しよう。会社をよりよくしていこうという思いを同じくする限り、社長も新入社員も平等である。

  • 会社員でも、自分のことを「会社のなかで事業を営んでいる経営者」として考えると、新たな発想や創意工夫が生まれる。

  • 部下を育てるために必要なことは、部の方針をはっきりと示し、そのために努力するよう強く要請することだ。

  • 自分の仕事を好きになれば、どんなことでも前向きに取り組める。これは、すべての社員に共通する心得の基本である。

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新入社員の心得

家族にポジティブな報告をする

会社に入って偉くなる秘訣、それは入社初日に帰宅して、その日にあったことを家族にどう報告するか、というところから始まる。

初出社の日には、式典や重役の訓辞、会社についての説明などが行われるだろう。それらを両親や家族にどう報告するか、がとても大切である。ネガティブな報告をすれば、それを聞いた相手はきっと心配するだろう。逆に、「まだわからないけれど、自分はいい会社に入ったと思う」といえば、きっと家族は喜び、安心する。そういう報告ができるか否かが、成功への第一歩なのだ。

勤務を始めると、友人や親戚にも「君の会社はどうか」と聞かれるだろう。そのときも、「いい会社に入って喜んでいる」「仕事に打ちこもうと思う」というと、会社のいい印象を残すことができる。するとそれが人から人へと伝わり、やがて会社の評価が高まり、販売を増やすことになる。

誰でもできることだが、これを心がけている人は意外と少ない。会社を褒めるという態度をもつ人を、会社は必ず重宝する。なぜなら、会社はそのような人を切実に求めているからだ。そのような人は、求めずとも必然的に重要な役職についていくだろう。

会社の歴史を知る

zepp1969/gettyimages

入った会社で活躍したいなら、その会社の歴史を知ることが大切だ。

どんな大企業も、最初からその姿であったのではなく、歴代の経営者や社員が努力を重ねた結果、今日の姿に成長した。仕事で必要な新しい発想やアイディアも、それまで積み上げてきた基礎があるからこそ生まれるものだ。だからこそ、会社の歴史を認識することは、一社員として働く上で欠かせない。

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要約公開日 2023.05.21
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