平家物語

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評点
総合
4.5
明瞭性
4.5
革新性
5.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

もっと早く読んでおけばよかった――今回、あらためて『平家物語』に触れた要約者の率直な感想だ。周囲に「平家物語は本当にすごい」と言い回り、「何を今さら」と困惑させたほどである。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まる有名な序文はもちろん記憶にあった。「泣く泣く首をぞかいてんげる」というフレーズが、おそらく授業で強調されたのだろう、頭の片隅にうっすら残ってもいた。だが今回、自分がその程度の知識・関心しか抱いていなかったことを大いに後悔することとなった。

本要約は、青空文庫の『現代語訳 平家物語』(尾崎士郎訳)を参照して、ChatGPTとフライヤー編集部の要約者が共作したものだ。共作の手順は次の通りである。まずは編集部の要約者が、全巻の中から、要約で取り上げたい巻を4つ選んだ。その後、4巻分のテキストをChatGPTに入力し、「プロの要約者」として内容をまとめてもらった。そうして出来上がった「要約」に編集部が手を加え、フライヤーの要約らしい形へと仕上げた。なお今回は、4巻分の約14万字を約4000字に要約している。

印象的だったのは、編集部の要約者が「このシーンを取り上げたい」と考えた箇所と、ChatGPTが選んだ箇所がまったく異なっていたことだ。「どうしてこの感動的なシーンを削ってしまうのだ……」と残念に感じたため、最終的には編集部の意見を採用している。ここに人間と機械の違いが色濃く出たように思う。

「こんなストーリーだったのか」「自分なら別のシーンを選んだのに」などと考えながら、楽しんで読んでもらえたらうれしく思う。

ライター画像
AI要約 with フライヤー編集部

著者

作者不詳
仏教的な無常観を背景に、平家一門の栄枯盛衰を描いた軍記物語

本書の要点

  • 要点
    1
    すべてのものが常に変化を続けるこの世においては、勢いのある者も儚く滅びゆく運命にある。
  • 要点
    2
    熊谷次郎直実が討ちとろうとしたのは、自分の息子と同年代の少年だった。やるせない気持ちで首をとった後、その少年こそが、敵陣から美しい笛の音を聞かせてくれた人物だったと気づいた。
  • 要点
    3
    源平の戦が終盤を迎えたころ、二位殿(平時子)は「最後の瞬間までお供します」と言い、幼い天皇を腕に抱いて海へと沈んでいった。

要約

第1巻

祇園精舎
RPG V4 Model (Anashel)

祇園精舎の鐘の音色は、諸行無常、この世の万物は常に変化するものだという響きを帯びている。

娑羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるというこの世の道理をあらわしているようだ。

絶大な権力を持っている者も、ずっとそのままでいることはできない。まるで春の夜に見る短い夢のようである。

猛々しく勢いのある者も、風に吹き飛ばされる塵のように、やがて跡形もなくなってしまう。

第2巻

教訓状
RPG V4 Model (Anashel)

強い武力を持った平氏の当主・平清盛は、後白河法皇を差し置いて、国の支配者のように振る舞っていた。対する平氏以外の面々は、清盛の傲慢な振る舞いに反感を抱き、後白河法皇と共謀して謀反の計画を立てていた。

だが、ある者の密告により、この計画が清盛に知られてしまう。清盛は計画に加担した者たちのほとんどを捕らえ、幽閉してしまった。

それでも腹の虫のおさまらない清盛は、後白河法皇を野放しにしておくわけにはいかないと考えていた。いっそ法皇も幽閉してしまおうか――。

この話を聞きつけたのは、清盛の長男、平重盛だ。父の暴走を止めるべく駆けつけ、落ち着き払った様子で清盛の席へと向かう。黙って見つめ合った末、先に口をひらいたのは父のほうだった。

「謀反を計画したのは法皇だそうだ。世の中が落ち着くまで別の場所に移っていただいたほうがよいと思うが、どうだろう?」

重盛ははらはらと涙をこぼし、言葉を返す。

「父上、今のお言葉をうかがいまして、平家一門の運命もここに極まれりと感じました。父上に意見するのはおこがましいですが、思い切って申し上げましょう。世に四恩ありと申します。天地の恩、国王の恩、父母の恩、衆生の恩。そのうちで最も重いとされるのは国王の恩です。法皇に礼を失するわけにはまいりません。

君主である法皇と、臣下である父上。このふたりが対立するならば、私は立場上、法皇の味方をせねばなりません。幸い、私のためにその身を犠牲にしようという部下もおります。彼らをひきいて後白河法皇のもとにはせ参ずれば、おおごとになってしまうのではないでしょうか。

君主に忠誠を誓おうとすれば父上の恩を裏切ることになり、不孝の罪を逃れようとすれば不忠の罪を冒すことになる――。私は途方に暮れております。

さあ、いさぎよく私の首をおはねください。法皇の身を守ることも許されず、まして攻めるなどとは思いもよらない私は、生きていても板挟みになるだけですから」

清盛が慌ててとりなそうとするも、重盛は耳を貸そうとしない。最後には立ち上がり、たむろしている侍たちを呼び寄せてこう言った。

「みなの者よ。父の味方をして御所攻めに加わるのは勝手だが、この重盛の首がはねられたのを見届けてから行きなさい」

ますます慌てた清盛は、ようやく法皇の幽閉を思いとどまったのだった。

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要約公開日 2023.06.09
Copyright © 2024 Flier Inc. All rights reserved.ChatGPTを利用しつつ、人の手でリライト·編集を加えてオリジナルのコンテンツにしており、本コンテンツの著作権は当社に帰属します
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