メガ盛「株ドリル」

億を儲けた“鬼神プロトレーダーの技術”全部のせ
未読
メガ盛「株ドリル」
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億を儲けた“鬼神プロトレーダーの技術”全部のせ
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メガ盛「株ドリル」
出版社
出版日
2023年08月24日
評点
総合
3.5
明瞭性
3.5
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

将来への備えはドルコスト平均法による米国インデックスファンドへの長期投資一択で決まり。

少額投資非課税制度(NISA)の登場後、このような言説が広く世間に広まっていると思うし、要約者もその考え方に強く賛同していた一人だった。しかし、本書の読後には相場観を持つことの重要さと、再現性を持った中・短期投資の必要性を感じるようになれた。

本書の著者は、ノルマを達成できなければ3カ月でクビになる厳しいプロトレーダーの業界において、10年間生き残ってきた元機関投資家だ。自身の経験から構築した、株式投資で成功するために必要な考え方や知識・技・極意などを、全49問のドリル形式にしてまとめている。株価チャートの見方や売買タイミング、相場観といったことを学べるのはもちろん、設問に回答することでより深く記憶に定着させることができるだろう。これらの知識は不確実性の高い現代において、将来の資産形成に向けた強力な武器となってくれるに違いない。

「ローソク足とは?」といった基本的な事柄からていねいに解説してくれるため、株価チャートに苦手意識のある投資初心者でも、安心して読み進めることができるだろう。個人投資家であっても、本書の知識を使って自分が勝てそうな局面だけを選べるようになるはずだ。

つみたてNISA運用中にもかかわらず将来への不安が拭えない人、熱心に投資をしているけれどリターンに不満を抱える人は、迷わず本書を手に取ってほしい。コンスタントに利益を上げ続ける投資家は誰でも目指せる。

著者

元機関投資家トレーダー堀江(もときかんとうしかとれーだーほりえ)
◎1974年生まれ、関東甲信越地方出身。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程後期退学。
◎大学院在学中に経済新聞の求人広告にて日本橋の地場証券が自己勘定取引のトレーダー職で未経験者を募集していることを知り、かねてからトレーダー志望だったため応募。倍率167倍の中途採用試験を突破し契約社員トレーダーとして入社。自己売買部門トレーダーとして株式と日経平均先物の取引をスタートし、相場観とテクニカル分析で利益をあげ続ける。
◎利益のノルマを達成できなければ3カ月でクビになる契約社員トレーダーとして契約更新を重ね、リーマンショックも生き残り、その後、上場証券の自己売買部門トレーダーへキャリアアップ。
◎プロのトレーダーになってから10年を機に個人投資家へ転身。
◎2021年10月よりYouTubeチャンネル「元機関投資家トレーダー堀江の投資塾」の配信をスタート。2021年12月の時点で2022年の米国市場の暴落を予測し、的中させる。
◎現在は、日々のトレードのかたわら、ネット上で「堀江投資塾」を開設し、投資教育を行っている。また、投資顧問アナリストとしてメールマガジンの発行もしている。
YouTube「元機関投資家トレーダー堀江の投資塾」
https://www.youtube.com/@investor-Horie
HP「堀江投資塾」
https://www.tousijyuku.com/

本書の要点

  • 要点
    1
    著者のトレードにおけるルールはシンプルで、「上がっているものをこれからも上がると思って買う」「下がっているものをお買い得だと思って買わない」「予想がハズれたら損切り」、たったそれだけだ。
  • 要点
    2
    ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析、どちらが優れているということはない。どちらもフルに活用しなければ成功しない。
  • 要点
    3
    NISAを使った長期投資も利益を出してこそ意味がある。
  • 要点
    4
    「ローソク足」「過去の高値・安値」「移動平均線」を使い、株価チャートを見られるようになろう。

要約

個人投資家の心構え

個人も利益を追求すべき理由

著者は、ノルマを達成できなければ3カ月でクビになる厳しいプロトレーダーの業界において、10年間生き残ってきた。一口に機関投資家といっても所属する組織によってトレードの内容は多岐にわたる。著者はかつて証券会社の自己売買部門に所属し、「プロップトレーダー」として、月間1250万円という厳しいノルマが課されたこともある。それでも売買停止になったことは一度もないという強者だ。

プロップトレーダーは一匹狼の世界であり、手法も個人に任されているがゆえに取引の結果は完全に自己責任なので、その立ち位置は個人投資家とよく似ている、と著者は考えている。

すなわち個人投資家も、「利益を上げ続けないと生き残れない」という覚悟を持って取引すれば必ず結果がついてくる、ということだ。本書にはそのためのノウハウや考え方がぎっしりと詰め込まれている。

プロが徹底するシンプルなルール
tdub303/gettyimages

プロの技法といっても、著者のトレードにおける手法はきわめてシンプルである。「上がっているものをこれからも上がると思って買う」「下がっているものをお買い得だと思って買わない」「予想がハズれたら損切り」、たったそれだけだ。

直近の高値を更新し続けているシグナルのタイミングで買いエントリーし、上昇停止あるいは下落開始のシグナルで利益確定を行う。上がる予想が外れた時点ですぐに売る。著者はこのルールを徹底することで手堅く収益をあげてきた。

こうした判断基準を予め設定し、それに従って「素早く、的確に、ブレずに」エントリーしていくことだ。下がっているものがいつ下げ止まるかはプロでも判断が難しい。「安物買いの銭失い」にならぬよう、意識を転換していこう。

上がる株の見分け方

株価だけ見ればいいの?

有望株を見つける方法には、決算書などからその企業の業績推移を調べる手法がメインの「ファンダメンタルズ分析」と、株価チャートに様々な指標を合わせて売買シグナルなどを頼りに買い時・売り時を判断する「テクニカル分析」の2つがある。

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要約公開日 2023.11.18
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