1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣

未 読
1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣
ジャンル
著者
午堂登紀雄
出版社
日本実業出版社 出版社ページへ
定価
1,512円
出版日
2014年10月20日
評点(5点満点)
総合
4.0
明瞭性
4.5
革新性
3.5
応用性
4.0
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レビュー

自己啓発書でありながら、アンチ自己啓発書でもある、この本を読む人はそんな不思議な感想を持つに違いない。行動する力を得るためならいいが、いつまでも自己啓発書ばかりを読んでいてはいけない。本当にやりたいことや自分が進みたい道が見つかれば、実務書を読むほうへ欲求は向くはずだ、と著者は述べる。

本書の目的は、読者が「悪い」習慣を捨て、本当にやりたいこと、自分が進みたい道を見つけることにある。列挙されている40の「悪い」習慣を1つずつ捨てるたびに、自分が目指すところも、そのためにすべき行動や判断も明確になるはずだ。最終的には、新しい目標のために必要な実務書に書棚をゆずり、自己啓発書はさっぱり捨てることが目指すべきゴールだ。

一方で本書は、自己啓発書から最大限効果を引き出すための「読み方」も指南してくれる。書き手の思考をなぞるだけではなく、読みながら自分の固定観念を破壊し、より付加価値のあるアウトプットができる思考体系を再構築する姿勢で読むことに意味がある。新しい思考体系を手に入れることができれば、きっとあなたの行動が変わるだろう。

本書を読み、あなたはどんな風に思考体系を刺激されるだろうか。実際に悪習慣を捨て去ることで、あなた自身や、仕事や人間関係にどんな変化が起こるだろうか。あなたがそれを知ることのできる方法はただ一つ、本書を手にとって読むことだ。何かを変えたい、自分の進むべき方向や人生における優先順位を明確にしたいと願う人は、この本を手に取ることをためらう気持ちをまずは思い切って「捨て」てみることをお薦めする。

著者

午堂 登紀雄(ごどう ときお)
1971年岡山県生まれ。中央大学経済学部卒。米国公認会計士。大学卒業後、東京都内の会計事務所を経て、大手流通企業にて店舗及びマーケティング部門に従事。世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。
2006年、初の著書『33歳で資産3億円をつくった私の方法』(三笠書房)がベストセラーとなる。株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。
現在は不動産投資コンサルティングを手がけるかたわら、資産運用やビジネススキルに関するセミナー、講演で活躍。『頭のいいお金の使い方』(日本実業出版社)、『年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人』(学研)など著書多数。

本書の要点

  • 要点
    1
    「悪い」習慣は、ポジティブなエネルギーと貴重な時間を奪い、思考を停滞させ、成功をみすみす逃す悪循環に陥らせるため、即刻捨てるべきである。
  • 要点
    2
    自分の幸せの基準のような「軸」をもち、その価値観をもとに判断、行動することを心がけるべきだ。論理的・合理的に見て、自分の目標に合わず、重要と思われないものには構うのをやめ、自分の目指すものだけに集中すればいい。
  • 要点
    3
    自己責任をもって脳をフル回転させて取り組めば、夢は自分を裏切らない。裏切ろうとするのは、困難に憶病になり、諦めようとする自分自身である。

要約

悪い言葉を捨てる

否定語を捨てる
ChristianChan/iStock/Thinkstock

「無理」、「無駄」などの否定語ばかり使っていると、チャンスを逃すだけでなく、自身の思考が停止され、可能性を自ら摘んでしまうことになる。

たとえば海外に移住できるという話があるとする。そんなのはムリだよ、と言った瞬間に、脳は海外移住のための方法を考えなくなってしまう。

海外移住だって、考えればいくらでも可能なやり方が出てくるはずだ。インターネットで国名と不動産を合わせて検索すれば、海外で不動産業を営む日本人にアクセスできる。収入の問題だって、場所に縛られない仕事を選んだり、海外の求人サイトで探したりすることで解決できる。

脳をフル回転させて可能性を論理的に突き詰めていけば、必ず解決方法が見つかるし、ハードルになっていることを解決するためのアイデアも得られるのだろう。

不平不満を捨てる

他人への不平不満は、相手だけが変わるべきだという自己中心的態度にほかならない。言っているうちにさらに不満がつのる悪循環になる。愚痴は、自身でガス抜きや問題解決できない無能力さの表れに他ならないし、巡り巡って陰口が本人の耳に届いてしまうことも多い。不平不満を言うことは、自分で自分を追い詰める行為なのである。

成功する人は、生産的に事態を変えることに優先順位を置いているので、愚痴を聞いて慰めてもらう必要がないし、非生産的な言葉や態度が常態化している人からも離れていく。

不満の感情を持ったら、その感情を持ってしまう対象から少し距離を置いてみるか、もしくは自分が変われる点やできることを探すとよいだろう。

成功するための人間関係

手柄を捨てる
choness/iStock/Thinkstock

誰でも自分の成果や貢献を誇りたいものだ。契約がとれたり、売上が上がったり、何かうまくいったことがあって、そこに自分が関わっていれば、自分のおかげですよ、とアピールしたくなってしまう。

だが、そういったことを自分で言い出した瞬間から、周囲に煙たがられてしまう可能性がある。

だから、こうした時こそ、周囲の協力に感謝するといい。自分の仕事は、社内の上司や部下のサポートや会社という器のおかげでできているのだということを常に忘れず、感謝を表すことだ。こうした態度が、次の仕事につながる信頼関係を作り、「また、あなたと仕事がしたい」と周囲から言ってもらえることにつながるのだから。

友達を捨てる

ビジネスで成功を収めている人の中には、友達が少ないと自ら言う人が少なくない。彼らは古い友人と、昔話をしたり、傷を舐め合うような話をしたりする時間にはメリットはないと考えているように見えるという。

もちろん、親しい友達と時折旧交を温めることは悪くないが、頻繁につるむと同じ昔話の繰り返しになってしまって生産性がない。愚痴やガス抜きを聞いてもらいたいという気持ちは、自分で問題解決をできないから生まれている。結果を出す人は、

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1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣
未 読
1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣
ジャンル
自己啓発・マインド
著者
午堂登紀雄
出版社
日本実業出版社 出版社ページへ
定価
1,512円
出版日
2014年10月20日
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