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再現性の塊の表紙

いつでも、どこでも、何度でも卓越した成果をあげる

再現性の塊


本書の要点

  • 「存在」「行動」「結果」に目を向けると、お客様のニーズが見えてくる。そのニーズを仕組み化やシステム化によって叶えられれば、契約や発注につながるだろう。

  • お客様の顕在ニーズを満たすだけでは不十分だ。顕在ニーズが生まれた理由や原因、その背景を明らかにして「ニーズの裏のニーズ」を確定し、叶えてあげる必要がある。

  • 「再現性の塊」になるための第一歩は、「うまくいったこと」と「うまくいかなかったこと」を書き出し、「うまくいったこと」の再現性を高めるとともに「うまくいかなかったこと」の改善に着手することだ。

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【必読ポイント!】 「再現性の塊」の仕事の考え方

他社が「何を叶えているか」に目を向ける

本書の冒頭では、いつでもどこでも成果を出せる「再現性の塊」の「仕事の考え方」が4つ紹介されている。

1つ目は、他社が「何をやっているか」ではなく、「何を叶えているか」に目を向けることだ。つまり、「あの会社は、なぜ(何のために)この商品を出したのか?」「この商品は、誰のどんな問題を解決し、どんな利点・価値を生み出しているのか?」に目を向けるべきなのである。これによって、その商品が叶えている「顕在ニーズ」が特定でき、「同じものをつくって、もっと安く売る」か、その顕在ニーズを叶えたうえで「残る潜在ニーズ」を叶える商品を開発するという手段が採れる。

「存在」「行動」「結果」に目を向ける

champpixs/gettyimages

2つ目は、「存在」「行動」「結果」に目を向けることだ。

「存在」とは、お客様の会社の中に「本来はなければいけないのに、ないモノや、いない人」あるいは「なくてもいいのに、あるモノや、いる人」のこと。

「行動」とは、お客様の会社における「やりたくないのに、やっていること」や「やらなければいけないのに、やっていないこと」。

「結果」とは、お客様の「行動した結果」だ。

この3つを事実として捉えると、お客様のニーズが見えてくる。そのニーズを仕組み化やシステム化によって叶えられれば、受注や契約につながるだろう。

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要約公開日 2024.01.29
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