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余白思考の表紙

余白思考

アートとデザインのプロがビジネスで大事にしている「ロジカル」を超える技術


本書の要点

  • 自分自身と「外」との間に身体的・心理的なスペースがないと疲れてしまう一方、余白を上手に作れれば、忙しい毎日でも今より「ラクに」「楽しく」「前向きに」生きられる。詰め込みすぎはやめて、余白を取り戻そう。

  • チームで仕事をする際、リーダーは「ここからここまでは自由に動いてOK」という幅を設定し、その間の余白をメンバーに開示しておくことが重要だ。

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【必読ポイント!】 余白の大切さ

余白とは何か

本書でいう「余白」とは、「何かを書いたあとに残ってしまったスペース」ではない。「書かれている何かを引き立たせるために、あえて余らせているスペース」「あらゆるものが入る可能性にあふれた空間」「本当に大事なものを守るために、あえて余らせている時間や力」などといったポジティブな意味で使っている。余白の「余」は余分の「余」ではなく余裕の「余」であり、その先に無限の時間や空間が続いていくイメージだ。

たとえるなら、余白は「縁側」「土間」のような、内と外の概念が曖昧になる中間領域に近い。誰かの部屋でもないし、決まった使用目的もない、何をしてもよい場所だ。余白はまさにそのような存在である。

余白が大切な理由

Wachiwit/gettyimages

人にはそれぞれ、他者が自分に近づいて不快にならない物理的な距離として「パーソナルスペース」がある。パーソナルスペースが侵され、身体(物理)的にまったく余白がない満員電車は、非常に不快なものだ。

誰もが満員電車を嫌うように、誰だって余白の大切さは分かっているだろう。それなのについ、物事をいっぱいまで詰め込んでしまうのだ。

余白はいわば、子ども時代の「日曜日」のようなものだ。子どもの頃のあなたにとって日曜日とは、何をしてもいい、可能性にあふれた1日だったのではないだろうか。このように、「さあ、今日は何をして過ごそうか」というワクワク感を受け止めてくれるのが余白の存在だ。

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要約公開日 2024.05.09
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