思考を耕すノートのつくり方

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出版社
イースト・プレス

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出版日
2023年11月30日
評点
総合
3.5
明瞭性
3.5
革新性
3.5
応用性
3.5
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おすすめポイント

本書の著者は、『すべてはノートからはじまる』『ロギング仕事術』などの著書を持つ、ノートを活用した仕事術のプロ・倉下忠憲氏だ。「人生はノートと共に」――。そんなフレーズが思い浮かぶほど、倉下氏は“ノートの多い人生”を送ってきたという。ノートは自らの「考える」行為をサポートしてくれるからだ。

畑を耕せば作物が育つように、ノートを使えばアイデアや考えが伸び伸びと育っていく。そのような言説を聞いても「ノートを使う機会はあまりないし、自分には関係ないな」と思った読者もいるだろう。だが、ノートのチカラは侮れない。

要約者の経験では、ノートが活躍したのは学生時代で、社会に出てからは会社の講習を受けたときくらいであった。しかし実際は、日々眺めるスケジュール手帳や裏紙に記録したメモなど、意外にもノートを取る行為は身近にある。「ノートを書く」ことによって思考が整理され、アイデアが育っていくのだとしたら、軽んじるのは早計だろう。

本書は、ノートの意義を考える1章、ノートをつくる際の基本要素を紹介する2章、目的に応じた書き方の型を見せていく3章、そしてノートに関するQ&Aの4章から構成される。要約では3章までを抜粋し、「ノーティング(ノート術)」の基礎を紹介する。

ノートの書き方に悩む学生、思いついたことを成果に結びつけたいビジネスパーソンなど、年代問わず広く読んでいただきたい内容だ。

著者

倉下忠憲(くらした ただのり)
文筆家。1980年京都生まれ。
アナログにこだわらない現代的な知的生産の技術が主なテーマ。セルフパブッシングによる著作も意欲的に展開中。電子雑誌「かーそる」の編集長もつとめている。著書に『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門』『すべてはノートからはじまる』(星海社)、『ロギング仕事術』(大和出版)など多数。

本書の要点

  • 要点
    1
    ノートは頭の使い方をサポートしてくれる「知的道具」だ。ノートを使うことで情報処理力が向上し、ひいては頭の使い方を変えることもできる。
  • 要点
    2
    ノートには「こう使わなければならない」というルールはなく、使い方・書き方は自由である。自分なりにアレンジして、「自分らしい使い方」を開発していくことが望ましい。
  • 要点
    3
    「ノートは1冊にまとめるべきか、分けるべきか」という分冊問題の本質は、思いついたことや目にした情報を書き留める「総合ノート」をどう作るのか、といったところにある。

要約

なぜノートを使うのか? ~「知的道具」としてのノート

ノートを使えば「頭の使い方」が変わる

問題解決、情報整理、自己実現……。私たちはたくさんの情報に囲まれて、その処理に追われる日々を過ごしている。そんな状況のなか「もっと頭が良くなりたい」と考えるのは当然のことだ。とはいえ、人間の頭の構造をつくり変えることはできない。

だが、「道具」を使えば話は別だ。私たち人間は鍬や梃子や車輪など、さまざまな力道具を使って生活を拡張してきた。頭仕事も同じで、情報を「記録」するソロバンや電卓などの「知的道具」によって、計算能力は底上げされた。

「ノート」もそうした知的道具のひとつである。ノートを使えば情報処理力が上がり、注意の向け方を変えることもできる。ノートを使い続けることで、頭そのものの使い方も変わってくるのである。

ノートには「こう使わなければならない」というルールはない。むしろ自分なりに使い、「自分らしい使い方」を開発していくことが望ましい。その自由さこそが、ノートの魅力なのである。

ノートの使い方

「適材適所」でノートを選ぼう
dolgachov/gettyimages

本章では、実践的な「ノート術」に入る前に、ノートをつくるうえでの基本要素(エレメント)を紹介する。

まずは、「ノートの種類」である。ノートは大きく4つの種類に分けられる。1つ目は大学ノートに代表される、綴じられた「ノートブック」だ。後から順番が変えられないため、情報の正確性を担保したい「作業記録」などの用途に適している。

2つ目は「ルーズリーフ」だ。必要な分だけ持ち出せるため利便性に長けるが、それ単体では書きにくいというデメリットもある。

3つ目は、後からちぎり取れるタイプの「ノートパッド」で、ノートブックとルーズリーフの長所を合わせたハイブリッド型である。最後は「カード」となり、自由な配置が可能なためブレストなどの思考整理に最適だ。

それぞれの特色を見極め、状況に合わせて適材適所で使っていくといいだろう。

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要約公開日 2024.04.21
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