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思考を耕すノートのつくり方の表紙

思考を耕すノートのつくり方

自分の知的道具を手に入れる


本書の要点

  • ノートは頭の使い方をサポートしてくれる「知的道具」だ。ノートを使うことで情報処理力が向上し、ひいては頭の使い方を変えることもできる。

  • ノートには「こう使わなければならない」というルールはなく、使い方・書き方は自由である。自分なりにアレンジして、「自分らしい使い方」を開発していくことが望ましい。

  • 「ノートは1冊にまとめるべきか、分けるべきか」という分冊問題の本質は、思いついたことや目にした情報を書き留める「総合ノート」をどう作るのか、といったところにある。

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なぜノートを使うのか? ~「知的道具」としてのノート

ノートを使えば「頭の使い方」が変わる

問題解決、情報整理、自己実現……。私たちはたくさんの情報に囲まれて、その処理に追われる日々を過ごしている。そんな状況のなか「もっと頭が良くなりたい」と考えるのは当然のことだ。とはいえ、人間の頭の構造をつくり変えることはできない。

だが、「道具」を使えば話は別だ。私たち人間は鍬や梃子や車輪など、さまざまな力道具を使って生活を拡張してきた。頭仕事も同じで、情報を「記録」するソロバンや電卓などの「知的道具」によって、計算能力は底上げされた。

「ノート」もそうした知的道具のひとつである。ノートを使えば情報処理力が上がり、注意の向け方を変えることもできる。ノートを使い続けることで、頭そのものの使い方も変わってくるのである。

ノートには「こう使わなければならない」というルールはない。むしろ自分なりに使い、「自分らしい使い方」を開発していくことが望ましい。その自由さこそが、ノートの魅力なのである。

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ノートの使い方

「適材適所」でノートを選ぼう

dolgachov/gettyimages

本章では、実践的な「ノート術」に入る前に、ノートをつくるうえでの基本要素(エレメント)を紹介する。

まずは、「ノートの種類」である。ノートは大きく4つの種類に分けられる。1つ目は大学ノートに代表される、綴じられた「ノートブック」だ。後から順番が変えられないため、情報の正確性を担保したい「作業記録」などの用途に適している。

2つ目は「ルーズリーフ」だ。必要な分だけ持ち出せるため利便性に長けるが、それ単体では書きにくいというデメリットもある。

3つ目は、後からちぎり取れるタイプの「ノートパッド」で、ノートブックとルーズリーフの長所を合わせたハイブリッド型である。最後は「カード」となり、自由な配置が可能なためブレストなどの思考整理に最適だ。

それぞれの特色を見極め、状況に合わせて適材適所で使っていくといいだろう。

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要約公開日 2024.04.21
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