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なぜ4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか


本書の要点

  • 複数になると急に話しづらくなるのは「脳の処理能力」が原因だ。人間の脳は3人までのコミュニケーションは処理できるが、4人になると処理能力を超えてしまう。

  • 会話中、脳では主に「前頭葉」が働いている。

  • 複数コミュニケーションの場では「2番手」を目指そう。話を振ってもらい、それを誰かにパスする役割は一番おいしいポジションだ。

  • 会話の前は、手を「グーパー」して動かそう。前頭葉が活性化され、言葉がスムーズに出てくるようになる。

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4人以上になると話しづらくなる理由

「人が増えると話せない」のは脳のせいだった!

少人数だと話せるのに、人が増えると急に話しづらくなるのはなぜか。

世の中には様々なコミュニケーションに関するノウハウがある。しかし、「コミュニケーションが苦手」であることと、「複数いると話しづらくなる」ことは、まったく別問題だと著者は考える。

複数になると話しづらくなる原因は、「脳の処理能力」にある。そもそも、「会話」というものは、言葉と思考の応酬だ。誰かが話すのを聞いてあいづちを打ち、自分も発言する。それに対して相手もまた反応する。こうした作業はすべて脳がおこなっている。会話中、脳はフル稼働で処理しているのだ。

当然、会話の人数が増えると、脳のやるべきことも増える。1対1ならなんとかなっても、複数になると言葉が出てこなくなったり、相手の話にうまく反応できなかったりするのは、脳がパンクしているからだ。

「3」と「4」の間にある壁

v-graphix/gettyimages

脳が「なんかいっぱいある!」と感じて、処理が追いつかなくなる境界。それは、「3」と「4」の間にあると著者は考える。たとえば、「トップ3」という言い方はあるが、「トップ4」はない。また、オリンピックのメダル数、三大欲求、日本三大○○なども、すべて「3」である。

著者はこれまで数多くのグループインタビューを行ってきたが、「3人だと話が盛り上がるのに、4人以上になった途端、沈黙が広がる」という場面に何度も遭遇してきた。

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要約公開日 2025.07.25
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