デジタル&グローバル時代の凄い働き方
アクセンチュア社員が語る常識破りのキャリア構築術

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デジタル&グローバル時代の凄い働き方
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著者
ダイヤモンド社出版編集部
出版社
ダイヤモンド社
定価
1,728円
出版日
2015年01月16日
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アクセンチュア社員が語る常識破りのキャリア構築術
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ダイヤモンド社
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2015年01月16日
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レビュー

人材輩出企業としてメディアでも取り上げられることが多い、コンサルティングやITサービスを手掛けるプロフェッショナルファーム「アクセンチュア」。本書は「アクセンチュア」の12人のプロフェッショナルの成長と自己実現の過程を記したものである。12人がどのような挫折や苦労を乗り越えて、今の輝かしいキャリアを築いていっているのか。彼らの生き様と人間らしさが生々しく描かれている。

「コンサルティングファーム」あるいは「経営コンサルタント」と聞くと、膨大なデータを分析し、経営課題の解決に向けて、スマートでわかりやすいプレゼンテーションを行う、というシーンをイメージする人が多いのではないだろうか。あるいは、実業の苦労を斟酌することなく、あるべき論を語る虚業を担う人達と見る向きもあろう。しかし、ここで紹介されている12人の姿を見ていけば、如何に彼らが泥臭い努力を重ね、クライアント企業とともに実現していく成果を喜び、生きるエネルギーとしているかがわかるだろう。

各セクションで登場する人物の話には、挑戦、成長という言葉が多いことに気がつく。彼らは会社のダイナミズムを担うため、短期間でキャリアの階段を登るという宿命を背負っている。一人一人が高い志を持って、自らキャリアを切り拓いていくという人が集まっている点も、アクセンチュアが人材輩出企業と言われる所以であろう。本書はコンサルティングファームへの就職に興味を持つ方だけでなく、躍動感のある組織を築いていきたいという経営者や人事担当の方にも、大いに参考になる一冊に違いない。

大賀 康史

本書の要点

  • 要点
    1
    世界最大級の規模を持つ総合コンサルティングファームであるアクセンチュアのサービス範囲は、クライアント企業の課題解決や成長戦略の提案に加え、実行までのデジタル戦略の立案や業務・IT基盤の構築、アウトソーシングなど幅広く、かつグローバルでサービスを提供している。
  • 要点
    2
    アクセンチュアには面白い仕事を求めて、多様な人材が集まり、その個性を尊重する社風がある。個々のプロフェッショナルは、仕事を楽しみ、夢中になっているうちに、次のステージへの道が開けるという形でキャリア形成をしていく。

要約

Prologue アクセンチュアとは? アクセンチュア代表取締役社長 程 近智

アクセンチュアの社員は、日本と世界の「公共財」たれ
Jakub Jirsák/iStock/Thinkstock

世界最大級の規模を持つ総合コンサルティングファームであるアクセンチュアは、世界で30万人、日本には5200人以上の社員を有している。サービス範囲は、クライアント企業の課題解決や成長戦略の提案に加え、実行までのデジタル戦略の立案や業務・IT基盤の構築、アウトソーシングなど幅広い。

アクセンチュアのプロフェッショナルの経験やスキルは世界で共有されており、キャリアチャンスが豊富であることも特徴だ。アクセンチュアの社員は日本社会の、そして世界の「公共財」と程社長は捉えている。社員にはアクセンチュアという場を成長と自己成長のプラットフォームとして大いに活用することを推奨している。

程社長は現在、「スーパーグローバル・スーパーローカル」という方向性を提唱している。グローバル企業のノウハウを結集しながら、優れた人材を輩出する「ローカル」の側面にも注力している。これから10年の日本を見据えると、チャンスは大きい。一つは「Go Global」という考え方だ。市場は世界を見据え、和食・アニメなどの日本独自の文化やロボット・医療などの技術を発信していくことが、日本企業のグローバル化の起爆剤になる。もう一つは「Go Digital」だ。スマートフォンやソーシャルメディア、クラウドなどのデジタル化の流れに乗ることや、行動履歴などのビッグデータを活かすことで、ビジネスや社会に変革がもたらされるだろう。

アクセンチュアには面白い仕事を求めて、多様な人材が集まっている。仕事を楽しみ、夢中になり、次のステージに進む、というようにキャリアの階段を上がっていく人が多い。その道の先は社員の自己実現につながっている。本書では、多種多様なロールモデルが存在するアクセンチュアの中で、その一部の人に焦点を当てて紹介している。

Person 02 アクセンチュア アナリティクス 日本統括マネジング・ディレクター 工藤 卓哉

大量のデータから未来の輪郭を描き出す仕事
violetkaipa/iStock/Thinkstock

工藤卓哉は高度な統計手法とITを駆使し、真実をあぶり出すアナリティクスのプロと言え、日本のデータサイエンティストの草分け的存在である。工藤が手掛ける案件は、税金滞納者の督促反応予測、不正検知モデル、他行借り換え確率が高い融資案件のパターン認知など幅広い。

データアナリティクスが対象とする課題は多様に存在するが、役割は見える成果を出して、社会貢献をすることの1つだという。成果を出すためには、統計有意性だけに注目するのではなく、貢献利益額のような指標を見てインパクトの大きさを勘案していく必要がある。一見華やかに見えるデータサイエンティストという仕事は、データの欠損への対処のような地道な作業の積み重ねである。

アクセンチュアを辞め、単身ニューヨークへ

7年間勤めたアクセンチュアを一度辞め、ニューヨークに向かったのは2004年のことだ。コロンビア大学ラモントドーティー地球研究所で、ノーベル賞受賞者であるジョセフ・スティグリッツ博士から、環境自然科学と国際公共政策学を融合させて学ぶという目的で渡米した。

コロンビア大学では、朝8時半から夜8時まで講義を受け、深夜まで議論と勉強に没頭する日々。英語の苦労に加え、化学の知識も求められ、過酷だが刺激的な期間を送る。2年間で30単位を取ることが修士課程の一般的な過ごし方だが、工藤は1年で取れる最多単位である52単位を取った。人一倍努力して修士号を取得して、100以上のポストに応募した。しかし働き口が見つからず、卒業後半年経ってもインターンしか決まっていなかった。

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スキルアップ・キャリア 産業・業界 グローバル
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