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あなたの話が「伝わらない」のは声のせいの表紙

あなたの話が「伝わらない」のは声のせい


本書の要点

  • 「伝わる声」のベースは地声である。無理して高い声を出したり、声色を変えたりする必要はない。

  • 伝わるように話すには「意味のまとまりをひと息で話しきること」が大切だ。話を区切りすぎると、聞き手は理解しづらくなる。

  • 滑舌がいいと、自信に満ちた印象を与えられる。滑舌は簡単なトレーニングで改善できる。

  • 声は呼吸によって生まれる。「信頼される地声」を出すためには、しっかり息を吸うことが大切だ。

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話し方より「伝わる声」

リラックスすれば「伝わる声」が出る

伝わる声とは、「心も体もリラックスしたときに出る、響く声」である。そこには不自然さや力みがなく、相手にもストレスを与えない。

伝わるいい声の持ち主として思い浮かぶのは、著者のNHK時代の同期である有働由美子さんだ。一流の人ほど、ふだんの声と本番の声が一致している。有働さんの声は、プライベートでもニュースのときでもまったくブレない。彼女は声を通じて信頼を築いており、まさに一流の人である。

伝わる声は「地声」の延長

kazuma seki/gettyimages

「伝わる声」のベースは地声である。「地声で話すのは失礼」「人前ではきちんとした声でないと」と思うかもしれないが、実際はそうではない。NHKの新人アナウンサー研修でも、「地声をベースに」と教えられている。

ただし、その地声とは、普段友人と話すときのような「ゆるい地声」ではなく、しっかりとした呼吸がともなった「格上げした地声」である。地声は、伝わる声をつくるための大事な一歩なのだ。

相手によって声色や話し方を使い分けなければならない、と思う人もいるかもしれない。しかし、これはかなり高度なテクニックであり、声色を変えすぎると、かえって信用を失うこともある。

一昔前までは、電話では声を高くして「よそいきの声」を使うのが一般的だったかもしれない。しかし、今は仕事でもプライベートでも、一貫した声で話すほうが信頼される。

地声をベースにした「信頼される声」には、少しトレーニングをすれば誰でもなれる。次章からは、その方法である著者考案の「スミヤメソッド」を紹介していく。

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要約公開日 2025.04.09
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