AI時代、仕事・生活・学びはどう変わるのか
「自分で判断する力」と「フィードバックを受ける力」の衰え
ある大手企業の管理職から聞いた話だ。
最近の新入社員の中に、メールを送る前に必ずAIに「この敬語で合っていますか?」と確認する人がいる。
たとえば、返信の期限を過ぎている取引先にメールを書く場面。普通なら、「お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますでしょうか」といった書き方をするだろう。ところがその新入社員は、AIが「正しい敬語です」と言ったとして、先方に「通常ですとすでにご返信をいただいております」と送ったという。
AIは敬語の誤りや文法のチェックは得意だが、「この言い回しは、相手にどう受け取られるだろうか」という微妙なニュアンスは、なかなか判断できないのだ。
さらに注意すべきなのは、AIへの依存である。「AIを通さないと間違えるかもしれない」と考えるようになると、自分の判断に自信を持てなくなってしまう。
さらに心配なことがある。AIは常に肯定的に接してくれるため、その心地よさに慣れると、人からの率直な指摘や批判を受け止める力まで弱くなる恐れがあるということだ。
















![無くならないミスの無くし方[決定版]](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fstatic.flierinc.com%2Fsummary%2F4604_cover_150.jpg&w=3840&q=75)



