AI時代に鍛えるべきは「知能」より「知性」
知性を磨く5つのステップ
本書は、AI時代に不可欠な「知性」を高める方法を伝えるものである。
著者の考える知性とは、情報や知識を行動に移し、現実を変える力だ。
たとえば、年間50冊の本を読んでいても、仕事や生活に何の変化も起きていないなら、知性が高いとはいえない。一方、月に1冊しか読まなくても、内容を理解し、実践することで仕事力を高めている人は、知性が高い。重要なのは、インプットの量ではなく、それを結果につなげられるかどうかである。
知性と似た言葉に「知能」がある。知能とは、記憶力、計算力、分析力などを用いて、正しい答えをすばやく出す力であり、テストやIQで測ることができる。
知性は、知能や知識をどのように使うかを考え、判断する力だ。経験やフィードバック、内省、感性によって育まれるため、数値で測るのは難しい。
知能でAIと競っても、人間に勝ち目はない。だからこそ、AIが持ちにくい知性を鍛え、その力によってAIを使いこなす必要がある。
知性を磨く方法は、「知る→考える→決断する→行動する→フィードバックする」の5ステップである。ここからは、各ステップを紹介していく。
















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