歴史から学ぶお金の「未来予測」

未 読
歴史から学ぶお金の「未来予測」
ジャンル
著者
菅下清廣
出版社
かんき出版
定価
1,512円
出版日
2015年07月01日
評点(5点満点)
総合
4.0
明瞭性
3.5
革新性
4.0
応用性
4.5
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レビュー

「将来が不安でしかたがない」「貯金がほとんどない」「ビジネスがうまくいかない」「投資を何もしていない」「経済やお金のことがよくわからない」このうち一つでも当てはまれば、本書は必ず役に立つだろう。

経済や金融の未来を読むためには、歴史の知識が欠かせない。金融マーケットで未来予測を仕事にしてきた著者は、歴史を振り返る方法で未来予測をしてきた。歴史を遡ると、「お金の流れ」がくっきりと浮き彫りになる。お金の流れの先には「有望な場所(人)」があるのだ。歴史のターニングポイントは、お金の流れががらっと変わった瞬間に訪れるため、そのポイントをみつけて前後を調べて推測することで、いち早く未来を予測することができる。現在起こっていることは過去にも起きている。歴史を学べば、今後の世界や日本で何が起こるのか、世界のマネーがどこへ流れるのか、知ることができる。

本書では、まず歴史を学んでお金持ちになる方法を解説し、そして中国、ヨーロッパ、アメリカ、日本、アジアの歴史をクローズアップしている。そして最後に算命学からみた日本の国家の行方を推察している。今はお金がなくゼロからスタートする人でも、未来予測ができる知識があれば、これからでも富を作ることが可能だ。全ての歴史や年号を覚える必要は全く無い。「歴史」の重要性を認識し、著者が教えてくれるターニングポイントを知り、いち早く変化を察知して投資をする勇気を持てば、今からでも富を手にすることができるかもしれない。

山下 あすみ

著者

菅下 清廣
国際金融コンサルタント、投資家、スガシタパートナーズ社長、立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。
ウォール街での経験を生かした独自の視点で相場を先読みし、世界と日本経済の未来を次々と言い当ててきた「富のスペシャリスト」として名を馳せ、「経済の千里眼」との異名を持つ。経験と人脈と知識に基づく首尾一貫した主張にはファンも多く、政財界をはじめ各界に多くの信奉者がいる。主な著書に、『10年後に差が出る!富を作るために「お金」と「経済」を学びなさい』『ゼロから富を作る技術』(かんき出版)、『人生をアップトレンドに乗せる方法』(KKベストセラーズ)、『大富豪だけが知っている「金の坐」の法則』『相場の波動はシンプルに読め!』(小学館)、『新しいお金の流れに乗りなさい』(徳間書店)、『2020年までにお金持ちになる逆転株の見つけ方』(青春出版社)、『資産はこの「黄金株」で殖やしなさい!』(実務教育出版)、『今こそ「お金の教養」を身につけなさい』(PHP研究所)がある。

本書の要点

  • 要点
    1
    歴史を振り返って酷似した局面にフォーカスすれば、目の前で起こっていることの結末を予見できる。ゼロからスタートしてお金持ちになった人たちは、それを知っており、次々と英断を下して成功してきた。
  • 要点
    2
    景気や相場変動の歴史においては、3年、7年、20年、60年といったサイクルが重要な意味を持っている。
  • 要点
    3
    時代が求めている新たな価値観を知り、関連する企業にお金を投じれば、大きな収益をあげられる。これからの時代は、イノベーションを起こす企業に勇気を出していち早く投資をするべきだ。

要約

【必読ポイント!】 歴史を学べばお金持ちになれる

知恵がお金を育む
Devonyu/iStock/Thinkstock

世界中には先祖代々の資産家もいれば、ゼロから財を成した人たちもいる。後者の人たちに共通しているのは、今までなかったビジネスを生む出す知恵、有望な市場を見つけ出し買い時と売り時を見極める知恵だ。

著者が指摘する知恵とは「知識」と「ノウハウ」からなるもので、「知識」は「歴史」であり、「ノウハウ」は「先見性」である。「歴史は繰り返す」という言葉が延々と語り継がれてきたように、歴史を振り返って酷似した局面にフォーカスすれば、目の前で起こっていることの結末を予見できる。成功者が的確に未来を予測できたのは、しっかりと「歴史」を学んでいたからだ。

景気や相場変動の歴史においては、3年、7年、20年、60年といったサイクルが重要な意味を持っている。多くのケースでは一定のサイクルを描きながら、過去と同じような動きを繰り返している。

お金は安全性と利殖性のどちらかを求めて流れ込んでいく

人びとは「リスクオフ(リスクを避ける)」のモードでは安全性を切望し、「リスクオン(リスクを積極性にとる)」の流れに変わると利殖性を追いかけるようになる。先行き不安な状況下では、リスクをとってまで利殖性を求める気にはなれないが、先行きが明るくなると逆になる。歴史を振り返るとどの時代が「リスクオン・オフ」だったかを推察することができ、同じようなお金の動きをしていることがわかる。

歴史の中でもとくに注視しておくべき局面は、新たなる富を築いた人たちが出てきた時代である。そしてもう一つ、ときにバブルの崩壊や、株価大暴落などのショックが起きるが、ショックの規模が大きければ大きい程、必ずビッグチャンスが訪れている。

イノベーションを起こす企業にいち早く投資

現在の世の中はモノ作りからソフトウェアの時代へ変遷しており、iPhoneなどが代表するような「知価社会」となっている。時代が求めている新たな価値観を知り、そして関連する企業にお金を投じれば、大きな収益をあげられる。

最も大きな成果を得ている投資家は、イノベーションを起こす企業の株を買っている。多くの人たちがそれをイノベーションだと気づかない時点で資金を投じるのは簡単なことではないが、

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歴史から学ぶお金の「未来予測」
未 読
歴史から学ぶお金の「未来予測」
ジャンル
政治・経済
著者
菅下清廣
出版社
かんき出版
定価
1,512円
出版日
2015年07月01日
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