

春が近づいてきました。暖かくなると服装も心も軽やかになる一方、「冬ごもりで食べ過ぎて、体がずっしり重い……」という人もいるのではないでしょうか。 薄着の季節に備えて、体型をスッキリさせたいところ。この記事では、科学的なエビデンスに基づいた、健康的にやせるための本を9冊ご紹介します。無理なくやせて、理想のボディを手に入れましょう!
最終更新日:2025年9月4日


世の中には様々なダイエット方法が存在しますが、どれが「科学的に正しい」のでしょうか? それを知りたい方におすすめなのが『ロジカルダイエット』です。
本書では、「やせる=体脂肪を落とすこと」と定義し、多くの人が陥りがちな間違った努力を指摘します。例えば、「野菜から食べる」「週1回のジム通い」「サウナで汗をかく」といった一般的なダイエット法の多くは、実は体脂肪を減らす効果はあまりないそうです。
運動はあくまで「補助」であり、ダイエットの成否を決めるのは「食事管理」。摂取カロリーをコントロールすることこそが、ダイエット成功の鍵なのです。。
「頑張っているのに全然やせない」と悩んでいるなら、ぜひ本書の一読を。今度こそ成功への道が拓けるはずです。


ファストフードに甘いスイーツ、旬のドリンクなど、あまりに誘惑が多い現代の食環境。でも、健康を維持するには「糖質の過剰摂取」に気をつけないといけないと、『医者が教える食事術 最強の教科書』では説いています。
例えば、気軽に口にしてしまう缶コーヒーやジュースなどの清涼飲料水。清涼飲料水には糖質が多く含まれていて、過剰摂取すると血糖値を急上昇させ、肥満や生活習慣病の原因となります。
本書では、糖質が体に及ぼす影響を科学的に解説し、健康を守るための食事法を提案。また、血糖値を安定させる食品の選び方や、太りにくい食べ方のコツにも言及します。
健康な体の基礎は、日々の食生活にあり。糖質との正しい付き合い方を学ぶことは、命を守ることにもつながるのです。


「今日は食べ過ぎた~。カロリー摂り過ぎだわ」「だね。ま、明日運動すればいっか」――。
食事会のあと、そんな会話をしていませんか? 本書によると「太ること」と摂取カロリーや運動量に相関関係はないそうです。
実は、肥満の決め手となるのは「インスリン」。貯蔵を促すホルモンであるインスリンは、食べ過ぎると分泌され、糖や脂肪が貯蔵されます。逆に食べないとインスリンが分泌されないため、糖や体脂肪が燃やされます。
つまり「太らないカラダ」になるためには、食べない時間を長くすること。その方法の1つが「ファスティング(断食)」です。本書では日常生活に取り入れやすいファスティングのやり方が紹介されます。
本気で太らないカラダを手に入れたい人におすすめの一冊です。


空腹でもないのに食欲が止まらない――そんな悩みを抱える人におすすめなのが『ホルモンをととのえる本』(ダヴィニア・テイラー著)です。
人気テレビドラマの俳優としてキャリアをスタートした著者は、激しい体重変動と体調不良に長年悩まされてきました。しかし、生活習慣をハックすることで最適な健康状態を手に入れ、20kg近い減量に成功。現在は、イベントやインスタグラムを通じてホルモンをハックする健康習慣を発信しています。
著者によると、思い通りに行動できないのは意志が弱いからではなく、ホルモンがうまく機能していないから。ホルモンの働きをハックすれば、食欲をコントロールすることさえ可能だといいます。
具体的には、空腹でもないのに次々と食べてしまうのは、極度に加工された食品を食べているため。私たちが口にする多くの食品は、人間が抗えないように加工されています。こうした食品を食べると血糖値が急上昇し、ホルモンが次々と分泌され、空腹を感じてまた加工食品に手を伸ばしてしまうのです。
まず大切なのは、加工食品を避けること。そして、次の4つの習慣を取り入れることです。
(1)食べる時間枠を変える
(2)食前にサプリメントをプラスする
(3)食べる順番を変える
(4)栄養たっぷりの食べ物を選ぶ
「ダイエットしたいのに、食欲が止まらない」と悩む前に、本書をチェックしてみてください。食欲を操るホルモンと、それをハックする習慣を知れば、もっと健康的にダイエットできるはずです。


「ダイエットが続かない」「理想の体型になりたい」——そんな悩みを解決するのがライザップのボディメイク。『ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか』では、ライザップの成功メソッドを徹底解説します。
“ライザップ式”のポイントは、筋力トレーニング・低糖質食事法・マンツーマンサポートの3つ。専門家の監修のもと、効率的に脂肪を燃焼し、リバウンドしにくい体をつくります。本書では実際に2ヶ月で7kg以上のダイエットに成功した事例も紹介されています。
いまや「結果の出るボディメイク」の代名詞であるライザップ。そのコツを、本書から学んでみませんか?


最近よく「腸内環境」という言葉を聞きます。「腸内環境を整えることが健康につながる」と知られるようになりましたが、実は腸内環境は「肥満」にも関係があるのです。
本書によると、肥満の原因は「腸内細菌(微生物)」。現代になり肥満が増えているのは、腸内細菌の多様性が失われているからだそうです。私たちの腸には、数万種もの微生物がすみついていて、そのほとんどが「健康」に必要不可欠な存在なのです。
ここ数十年で腸内細菌の多様性は失われつつあり、それと反比例するようにアレルギーや自己免疫疾患、肥満、糖尿病などが急増しています。これを解決するには、食生活の改善が必須。本書『ダイエットの科学』では、食事のコツや、ダイエットに関する様々なエビデンスを多数紹介しています。
科学的に正しいダイエットを知りたい方は、まず本書を読んでみてはいかがでしょうか。


糖質を控えめにして、良質な脂質をたくさん摂取する食事法「ケトジェニックダイエット」。現役医師である著者自らがケトジェニックダイエットを実践してみて、4か月で14kgの減量に成功したそうです。
巷では糖質(炭水化物)を摂取しない「糖質制限ダイエット」が流行していますが、ケトジェニックダイエットでは「炭水化物20%、タンパク質30%、脂質50%」が基本の栄養バランス。短期的には糖質制限のほうが結果が出やすいようですが、長期的に見ると減量効果は限定的で、しかも低炭水化物食は口臭や便秘などが発生しやすいのだそうです。
著者の指導によって、実に100人以上の人が結果を出しているとのこと。「ケトジェニックダイエット」が気になっている方は、ぜひこの機会にトライしてみたらいかがでしょうか。


内臓脂肪が気になるけど、厳しい食事制限や運動は続かない……。
そんなミドルエイジにうってつけなのが「池谷式メソッド」。『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』では、著者で医師の池谷敏郎さんが実践した「プチ糖質制限」 によるダイエット法を紹介します。
コンビニ食でも実践できて、甘いものやお酒を摂ってもOK。これなら「自分にもできそう」と思いませんか?
また、脂肪燃焼を助ける「ゾンビ体操」や、血糖値の急上昇を防ぐ食べ方のコツも解説。健康診断の結果がイマイチだった方、リバウンドなしでやせたい方は、この本をチェックしてみてください。


「バズーカ岡田」の愛称で知られる、ボディビルダーの岡田隆教授。見事に仕上がった筋肉美あふれる肉体に、思わず目を奪われてしまいます。
本書は「人生最高のボディメイキング」をテーマに、引き締まった美しい肉体をつくるための食事術を紹介します。ボディメイキングにはトレーニングも必要ですが、それ以上にインパクトが大きいのは「食事」。食事内容を調整して体脂肪をコントロールすると、たった数ヵ月で「別人レベル」になれるとか。
そのために著者が用いるのが、タンパク質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)の量をコントロールする「PFC理論」です。本書では摂取すべき食材やコンビニの活用法などがまとめられていて、非常に実践的。見た目重視のダイエットに挑戦したい方に、おすすめの一冊です。


40代になると必ず受けなければならない特定健診(通称・メタボ健診)。腹囲がちょっと大きい、血圧や悪玉コレストロール値がちょっと高い……という「ちょい肥満」な人、いらっしゃいませんか?
でも、「すごく数値が悪いわけじゃないし、ま、いっか」と放置して、1年後の健診を迎える……となりがち。ですが、『健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと』にはとても恐ろしい「事実」が書かれています。それは「数値がちょっとずつ悪い人は突然死リスクが高い」ということ。驚きですよね。
本書は兵庫県尼崎市役所で保健師として働いていた著者が、「数値がちょっと悪い人」が突然死に至るメカニズム、それを防ぐ食事法や生活習慣などを詳細に解説します。
人生100年時代、健康寿命を延ばすためにも読んでおきたい一冊です。


やせるためにウォーキングをしている人もいらっしゃるでしょう。本書はダイエット本ではありませんが、歩くことがいかに心身を健康にするかがわかる一冊です。
ウォーキングは難しくはありませんが、普段あまり体を動かさない人がいきなり「1日1万歩を歩こう!」などと無理な目標を立てると、足を痛めて挫折の原因にもなってしまいます。まずは1日30分から始め、少しずつ時間を伸ばしていくこと。20分歩き続けると脂肪が燃焼し始めるため、それを2週間続けてみましょう。
歩くことにはさまざまなメリットがありますが、ダイエットにおいては「それほどキツくなく、楽しいから続けやすい」という点が大きいでしょう。無理なくウォーキングを続けたい方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。