40歳を過ぎても「会社に必要とされる人」でいるための学ぶ技術

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40歳を過ぎても「会社に必要とされる人」でいるための学ぶ技術
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40歳を過ぎても「会社に必要とされる人」でいるための学ぶ技術
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出版社
定価
1,540円(税込)
出版日
2018年01月29日
評点
総合
4.2
明瞭性
4.5
革新性
3.0
応用性
5.0
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おすすめポイント

語学学習にしても資格取得にしても、あなたは最後までやりきることができるだろうか。残念ながら、中途半端に終わるか、ダラダラと学びつづける人のほうが多いだろう。

だが落ちこむ必要はない。程度の差こそあれ、人間とはそういうものだからだ。そして安心してほしい。最後までやり遂げられない人が、ムリなく目標達成できるように、行動科学マネジメントの観点から「学ぶ技術」を解説したものが本書なのだから。

なぜいま「学び」が必要なのか。昨今「働き方改革」や「同一労働同一賃金」という言葉をよく耳にする。業務の標準化や効率化が実現すれば、たしかに残業は減るだろう。だがそれは向上心をもたなくていいということではない。目先のことだけでなく、もっと先のことまで視野に入れて、身の振り方を考えて行動しなければ、後悔先に立たずということになりかねない。

平均寿命が100歳に近づき、AI技術の発達がめざましいなか、いまやっている仕事を引退するまで継続できる保証などどこにもない。AI技術はいまある仕事を淘汰し、次々と新しい仕事を創り出していくだろう。ひとつのことを極めれば生きていけた時代は、もう終わりを迎えようとしている。だからこそいま、新しいことを学ぶ習慣が必要なのである。

単なる自己啓発に終わらない、これからの時代を生き抜くための学びの技術を、ぜひ本書を通して身につけてみてはどうか。

ライター画像
金井美穂

著者

石田 淳 (いしだ じゅん)
ウィルPMインターナショナル社長兼CEO、社団法人行動科学マネジメント研究所所長、社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。米国の行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を、日本人に適したものに独自の手法でアレンジして「行動科学マネジメント」を確立。日経ビジネスの「課長塾」をはじめ、多くの研修・セミナーで講師を務め、人気を博す。行動科学マネジメントの理論をマラソンのトレーニングにも応用し、世界中のマラソン大会やトライアスロンを完走している。

本書の要点

  • 要点
    1
    「働き方改革」や「同一労働同一賃金」の推進は、仕事のスタイルの変化を促す。「できる職務」がいくつあるかによって、これからの人生100年時代を生き抜けるかどうかが決まる。
  • 要点
    2
    変化の激しい現代では、インプットはアウトプットの倍くらい必要だ。学びを習慣化し、古い知識やスキルは思いきって捨てて、どんどん新しいことを学んでいこう。
  • 要点
    3
    人がある行動を継続するかどうかは、好ましい「結果」が得られるかどうかに左右される。ただし行動が習慣化されるには6カ月以上かかるため、最初は学びの内容より習慣化のほうに集中すべきだ。

要約

なぜいま「学ぶ技術」なのか

働き方改革がもたらすもの
monkeybusinessimages/iStock/Thinkstock

AI技術の登場などにより、ビジネス環境は急速に変化している。どんなに優秀な人でも、そのスキルは刻一刻と陳腐化してしまうだろう。しかしそうとはわかってはいても、部下の育成とマネジメントをしつつ、みずからの業務をこなしていては、勉強する時間もないというのが正直なところではないか。

とはいえ今後「働き方改革」が進むにつれて、そう悠長なことはいっていられなくなる。ひとつの専門性やスキルを極めるだけでは、不十分な時代がやってくるからだ。

これまでは在籍期間の長さや経験値が有利に働くことも多かった。しかしこれからはそうはいかない。政府の推し進める「同一労働同一賃金」のもとでは、在籍期間の長さや経験値の有無は関係なくなる。

ビジネススタイルは「職能型」から「職務型」へ移り変わり、業務は標準化され、やるべき職務を完遂できる人が評価されるようになる。しかも会社は同じ職務ができる人材を複数人育成するため、「特定の人がいなくても会社は困らない」という時代がやってくるはずだ。

人生100年時代の働き方

人が100歳まで生きる時代において、もはや定年という概念はないに等しい。ひとつの専門性やスキルを身につけるだけでは、これからの人生100年時代を生き抜くことはできないだろう。やるべき職務をこなすことができれば、35歳だろうと75歳だろうと関係ない。

ビジネス環境がめまぐるしく変化する環境にあっては、「できる職務」がいくつあるかということがきわめて重要になる。だからこそ求められるのが、職務対応型の学びだ。これからは60歳になっても70歳になっても、新しいものを学びつづける姿勢が必要不可欠になる。

課長クラスにこそ必要な学び方

インプットはアウトプットの倍必要

日本の課長クラスは忙しい。部下の育成やチームのマネジメントをこなしながら、みずからも業績を達成しなければならないからだ。仕事に忙殺され、勉強のための時間を捻出するのが難しいと感じている人は多い。

しかし忙しさにかまけてインプットを怠っていると、いずれはビジネス環境の変化に置いていかれてしまう。いまのような時代では、アウトプットの倍くらいインプットしてちょうどよい。

プレーイングマネジャーとして働きながら、なにかをインプットしようとするならば、まとまった時間を作ろうとしたり、大きなゴール設定をしたりしてはいけない。たいていは継続できずに、自己評価を下げて終わることになる。どんなことでもいいから、小さく始めてみる姿勢が大事だ。

ただしここでいうインプット、つまり「学び」とは、無目的に難しい本を読むことや、カルチャースクールに通うことを指しているのではない。どうせやるからには、仕事で結果を出しつづけ、収入を得るための学びであるべきだ。

なにを学ぶかより習慣化のほうが大事
gguy44/iStock/Thinkstock

仕事で結果を出すための学びというと、真っ先に頭に思い浮かぶのが、語学学習や資格取得などの勉強ではないだろうか。もしかすると業務に直結する資格がなくて、なにを学べばいいかわからないという人もいるかもしれない。

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