著者
岩田健太郎(いわた けんたろう)
1971年、島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学都市安全研究センター教授。ニューヨークで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時、またアフリカではエボラ出血熱の臨床を経験。帰国後は亀田総合病院(千葉県)に勤務。感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任する。著書に『「感染症パニック」を防げ!〜リスク・コミュニケーション入門』『予防接種は「効く」のか?』『1秒もムダに生きない』(以上が光文社新書)、『感染症は実在しない』(集英社インターナショナル)、『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)、『主体性は教えられるか』(筑摩選書)、『インフルエンザ なぜ毎年流行するのか』(KKベストセラーズ)など著書多数。
本書の要点
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要点
1
未知の感染症にさらされたときにまず大事なのは、マスクが必要かどうかといった個別イシューよりも、情報・知識・事実をつかむことである。専門知を尊重する。
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要点
2
新型コロナウイルスは、時限爆弾のようなウイルスだ。8割は無症...
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身銭を切れ
千葉敏生(訳)
ナシーム・ニコラス・タレブ
望月衛(監訳)
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