超雑談力

人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける
未読
日本語
超雑談力
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超雑談力
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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定価
1,430円(税込)
出版日
2019年12月25日
評点
総合
4.0
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.5
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おすすめポイント

仲のいい友人となら、いつまででもおしゃべりできるものだ。でも、初対面の人やちょっとした知人、上司や取引先との雑談はそうはいかない。たとえば、顔だけ知っている程度の知人とタクシーで2人っきりになってしまった。上司と帰りの電車が一緒になってしまった……そんなとき、とくに話すこともないが、沈黙は気まずい。「ああ、何を話そう?」と居心地の悪い思いをした経験は、きっと誰にでもあるはずだ。

そんなときに役立つのが、本書だ。本書では、誰とでもうまく雑談できるコツが紹介されている。基本の7ルールに加え、初対面編、知人/飲み会編、職場/ビジネス編など、シーン別に会話のいい例と悪い例が1ページで紹介され、その後に解説が続くという構成だ。

本書で紹介されるコツは、「雑談の目的はただ会話のラリーを続けること」「初めて相手の名前を聞いたときは、名前の由来を聞いて話を広げる」「相手のこだわりを尋ねてはいけない」など、シンプルにして明確だ。一冊読み終わるころには、雑談の達人になったような気がしてくる。

エレベーターなど逃げられない個室では、「話しかけさえすればいい」、とりとめのない話は「『オチはないけど』と最初に言ってしまう」など、「なんだ、雑談力といっても話術を磨く必要はないんだ」と気が楽になるアドバイスもたくさんある。長い人生、雑談の機会は星の数ほどあるはず。本書を手元に、「超雑談力」を身につけてみてはいかがだろうか。

ライター画像
上條まゆみ

著者

五百田達成(いおた たつなり)
作家・心理カウンセラー。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て、五百田達成事務所を設立。個人カウンセリング、セミナー、講演、執筆など、多岐にわたって活躍中。専門分野は「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」。サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績に裏打ちされた、人間関係、コミュニケーションにまつわるアドバイスが好評。
「スッキリ!!」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、テレビ・雑誌などのメディア出演も多数。著書『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』『話し方で損する人 得する人』(以上、ディスカヴァー)はシリーズ70万部を超えている。

本書の要点

  • 要点
    1
    雑談の目的は、人間関係の構築である。おもしろい話をする必要はなく、ただ和やかに会話が続きさえすればいい。
  • 要点
    2
    困ったことを言う人には、反論してはならない。「○○さんはどう思います?」と、他の人に話を振ったり、「今日はありがとうございました」と話を終わらせたりするのが効果的だ。それでも相手が粘ってくるなら、「またお願いします」とダメ押しして会話を終わらせよう。
  • 要点
    3
    上司や取引先とタクシーに同乗する際は、「車窓から見える街並み」を話題にしよう。目についたものの話題を振れば、あたりさわりない話題で盛り上がれる。

要約

【必読ポイント!】雑談の基本ルール

雑談の目的
kokouu/gettyimages

雑談は難しい。普通の会話とはまったく違い、「微妙な間柄の人と、適当に話をしながら、なんとなく仲良くなる」という、とても繊細な会話の方式だからだ。それを知らずになんとかしようとするから、話が弾まないし、疲れてしまう。雑談には、「雑談に適した話し方」が必要なのである。

本書では、「超雑談力 基本の7ルール」として、「雑談の目的」「雑談の中身」「雑談のきっかけ」「話の聞き方」「効果的なリアクション」「沈黙の対処法」「雑談の切り上げ方」に関する7つのルールが紹介されている。要約では、そのうち3つを紹介する。

まず、「雑談の目的」についてだ。雑談の目的は、おもしろい話をすることではなく、ただ会話のラリーを続けることである。より具体的に言えば、会話を通じてお互いの警戒心を解き、スムーズで円滑な関係にシフトするのが目的だ。だから、内容はどうでもいいし、おもしろくなくてもいい。ただ和やかに会話が続きさえすればいいのだ。

雑談のきっかけ

雑談のきっかけとして、「今朝、ニュースで見たんですけど」「最近○○が流行ってるらしいですね」など、その日のニュースや時事ネタを使うことがある。だがこれは、雑談力を向上させるという観点では、意外とよくない。会話が上滑りしてしまい、自分の気持ちを話しにくいからだ。

では、どういう話題を選べばいいのか。正解は、「自分自身のエピソードや体験談を話す」だ。「今回の台風はひどかったらしいですね。全国各地で被害が出ていると聞きました」ではなく、「今回の台風、ゴーゴーと風がすごくて。夜、寝られなかったんですよ」「頑丈だと信じてたマンションなんですけど、今回ばかりはヒヤヒヤとしました」と、自分の感情を交えて話してみよう。「ゴーゴーと」「ヒヤヒヤ」など、擬音(オノマトペ)を使うのも効果的だ。

自分の感情を話すと言っても、派手なエピソードを用意する必要はないし、笑えるネタでなくてもいい。ごくごく普通の話でいいので、「体験したこと」と「感じた気持ち」をセットで話すようにしよう。きっと、相手との距離が近づくはずだ。

沈黙の対処法

会話が続かず、シーンとしてしまったらどうすればいいか。慌てて他の話題を持ち出すのはやめておこう。まったく気持ちをやり取りできないからだ。

お互い沈黙してしまったら、まず、会話のペースを落とす。多少の沈黙を恐れず、ゆっくりと、トーンを抑えて低い声で話すようにしよう。

そうした上で、自分の話をする。話が盛り上がらないのは、ニュースや時事ネタなど、自分たちには関係のない話ばかりしているからだ。自分たちにとって「近い話題」なら、話は途切れないものだ。「実は昨日、うちで飼ってる犬が、体調を崩しまして」でもいいから、自分が体験した出来事を話してみよう。

初対面の人との雑談

名前の由来を尋ねる
shapecharge/gettyimages

初めて相手の名前を聞いたときは、話を広げるチャンスだ。ありがちだが、そこで同じ名前の知人の話を始めてしまってはならない。

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