新 コーチングが人を活かす

未読
日本語
新 コーチングが人を活かす
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新 コーチングが人を活かす
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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定価
1,760円(税込)
出版日
2020年06月30日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
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おすすめポイント

すっかり馴染み深い言葉になった「コーチング」。その最良の入門書といわれてきた本書は、この度20年ぶりに大幅改訂が加えられ、最新版となった。

著者である鈴木義幸氏は、日本にコーチングを導入したことで知られる株式会社コーチ・エィの代表取締役社長を務めている。新版である本書には、そんな著者の視点から、「コーチングに対する誤解を解く」「チームや組織に対話を起こす」「20年間で培った新たな知識を伝える」という3つのポイントから変更が加えられている。

コーチングという言葉が一般的になった一方で、その中身については誤解されたまま受け止められていることがあると著者はいう。たとえば、コーチングは「問いかけ」を行うが、問いに対して答えがある状態で聞くのでは「コーチング」とは呼べない。コーチングに必要なのは、相手の内側にある答えを発見させるという発想だ。

62の項目(SKILL)と7つの章(LESSON)から構成されている本書には、すぐに使えるコーチングスキルや、コーチングに対する考え方が掲載されている。本要約では、コーチング全体に関わる心構えや、新設された「チーム・組織に対話を引き起こす」の章の内容を中心に紹介していく。未来を創り出す主体的な人材を創ることを目指すコーチングは、ビジネスの現場だけでなく、子育て、スポーツ、教育など幅広い分野で役立つはずだ。本書に学んで、ぜひ日常にコーチングのスキルと発想を取り入れていただきたい。

ライター画像
しいたに

著者

鈴木義幸(すずき よしゆき)
株式会社コーチ・エィ代表取締役社長/エグゼクティブコーチ
慶應義塾大学文学部人間関係学科社会学専攻卒業。
株式会社マッキャンエリクソン博報堂(現株式会社マッキャンエリクソン)に勤務後、渡米。ミドルテネシー州立大学大学院臨床心理学専攻修士課程を修了。帰国後、有限会社コーチ・トゥエンティワン(のち株式会社化)の設立に携わる。2001年、株式会社コーチ・エィ設立と同時に、取締役副社長に就任。2007年1月、取締役社長就任。2018年1月より現職。
200人を超える経営者のエグゼクティブ・コーチングを実施。リーダー開発に従事すると伴に、企業の組織変革を手掛ける。また、神戸大学大学院経営学研究科MBAコース『現代経営応用研究(コーチング)』をはじめ、数多くの大学において講師を務める。
『コーチングから生まれた熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ』『リーダーが身につけたい25のこと』(ディスカヴァー)『新版 コーチングの基本』(日本実業出版社)など著書多数。

本書の要点

  • 要点
    1
    コーチングは、“答えは必ず相手の中にある”という信念のもと、問いを2人の間に置き、一緒に探索し、その中で相手の発見をうながすものである。
  • 要点
    2
    実際に相手が行動をおこしたかどうかがコーチングの成果を測る唯一の基準である。そのために、相手の自発性を尊重するとともに、行動に関してはいかなるいいわけをも受けつけないことを明言する。
  • 要点
    3
    チームのマネジメントにコーチングを活用する場合は、異論反論をチームや組織の発展という共通の目標に向けての貴重な情報として扱う。信頼は異論反論を許し合う中でこそ育まれるのである。

要約

人の主体性を活かすコーチング

コーチングが求められる3つの理由
fizkes/gettyimages

2000年に『コーチングが人を活かす』を執筆した当時、著者は次の3つの理由からこれからコーチングが必要とされるだろうと考えていた。

1つ目は、“何が正解かが簡単に見つけられなくなってきている”こと。前例のない課題を解決するためには、部下や後輩に指示を与えるのではなく、問いを投げかけ、一緒に解を探り出していくようなアプローチが必要である。

2つ目は、“組織における多様性の拡大”である。世代、国籍、ジェンダーなど組織の中の多様性は拡大している。価値観を異にする人と方向性を合わせ、共に未来を描いていかなければならない。

3つ目は、“イノベーションを求める声の高まり”である。上司は部下の挑戦をうながすために、問いを投げかけ、彼ら彼女らの視座を上げ、視野を広げ、視点を変える必要がある。

コーチングは、これらの「3つのチャレンジ」に貢献し得る。そして、20年を経た現在の日本で、この3つはより重要度を増している。

広がる、コーチングの貢献領域

ここ20年間でコーチングが求められる領域が飛躍的に広がってきた。

たとえば“スポーツの世界”。熾烈な競争で、コーチや監督でも解を見出し、選手にアドバイスするのは簡単なことではない。また、チームスポーツであれば多様な国の人をマネジメントする必要がある。そして、勝利のためには新しい発想や戦略が不可欠だ。

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