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本書の要点

  • TTPSは「徹底的にパクる」「進化させる」の2つを基本構造とする。そこに「制約条件理論」と「G-POP」という考え方を組み合わせることで、より高い効果が得られる。

  • TTPの段階で成果を出すためには、「一般の人が真似できる、天才的すぎないハイパフォーマーを特定する」「ハイパフォーマーへのインタビューなどによって、じっくり現状を把握する」「ハイパフォーマーとミドルパフォーマーを比較する」の3つのステップを踏むとよい。

  • TTPSのコツの一つは、「徹底的に」パクることである。

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TTPSとは何か

TTPで成果を出すための3つのステップ

recep-bg/gettyimages

本書のテーマであるTTPSとは、「徹底的にパクる」の頭文字を取ってつくられた「TTP」という造語に、S(進化させる)を加えたものだ。すなわちTTPSとは、「徹底的にパクって進化させる」を意味し、「徹底的にパクる」と「進化させる」の2つを基本構造とする。TTPSという方法を学ぶことで、組織や個人は自律自転できるようになる。

TTPで成果を出すポイントは、TTPすべきポイントを正確にTTPすることだ。ここで、TTPで成果を出すための3つのステップを紹介しよう。

1つ目のステップは、一般の人が真似できる、天才的すぎないハイパフォーマーを特定することだ。続いて2つ目のステップとして、ハイパフォーマーへのインタビューなどを行い、じっくり現状を把握する。

ただ、現状把握だけでは、十分な効果が見込めないこともある。なぜなら、ハイパフォーマーが当たり前にやっていることの中に、高いパフォーマンスの秘訣があることが多いからだ。

そこで3つ目のステップとして、「比較」を行う。ハイパフォーマーとミドルパフォーマー(平均的な業績をあげる人)が実際にやっていることを、業務の流れと具体的な行動について、徹底的に比較していこう。ハイパフォーマーがやっていて、ミドルパフォーマーがやっていないことを見つければいい。

定期的な仮説検証が新たなTTPSを生む

ハイパフォーマーの成果の秘訣を見つけ、TTPしていく際は、チームを挙げて取り組むようにしよう。そのほうが、成功事例や失敗事例を振り返る機会をつくりやすいからだ。

定期的に振り返りを行うことで、さらに成果が上がりやすくなる。そうして仮説検証をくり返していく中で、TTPしていたハイパフォーマーを超えるような新たなポイントが見つかり、「S」(進化)への糸口となる。

制約条件理論とG-POP

TTPSを実践する上で、押さえておきたい考え方がある。「制約条件理論」と「G-POP」だ。

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要約公開日 2021.04.09
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