2度目の会話が続きません

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2度目の会話が続きません
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出版社
サンクチュアリ出版

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定価
1,540円(税込)
出版日
2022年04月15日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

人と人が対話をすることの重要性は、デジタル技術が進展した現代でも変わらない。家族や友人はもちろん、同僚や取引先の人とも心地よいコミュニケーションを取り、良好な人間関係が構築できれば、日々を穏やかな気持ちで過ごせるはずだ。

とはいえ、心地よく、滑らかな会話を展開するのは決して簡単なことではない。会話が盛り上がらず、気まずい思いをしたことがある方は少なくないだろう。

特に難しいのは2度目の会話だ。初対面であれば、しっかり挨拶をし、相手のパーソナルデータを少し聞き出せれば十分だろう。一方、2度目となると、パーソナルデータに関する質問もネタ切れだ。しかも、まだお互いのことがよくわかっていないのに、その会話が今後の関係性を決めるのだ。

本書を読めば、「2度目の会話」を盛り上げるコツがわかるだろう。紹介されるのは、相手の生活や気持ちに目を向ける、質問ではなく自分語りをする、「小さな幸せ」と「小さな不幸」を話題にするなど、今日から使えるコツばかりである。いずれの項目にも実際の会話例が掲載されているので、十分なイメージトレーニングができるはずだ。

人間関係の決め手は「2度目まして」にあると著者は言う。人と人のつながりが希薄になりがちなコロナ禍の今こそ本書を一読し、会話を通じて人生を豊かにしてもらえればと思う。

ライター画像
香川大輔

著者

野口敏(のぐち さとし)
1959年生まれ。(株)グッドコミュニケーション代表取締役。関西大学経済学部卒。
1989年に男性にコミュニケーションを教える花婿講座を日本で最初に開講。マスコミから200社以上取材を受けるも、「男が結婚のために勉強するなど情けない」と世の中から猛バッシングを受け、時代を先駆ける者の苦難を経験。以後、テーマをコミュニケーション全般に転じ、コミュニケーションスクールTALK&トークを主宰したが、苦労が20年間続く。
この間、研究と経験を地道に積み重ね、それを基に2009年『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』(すばる舎)を発刊。シリーズ120万部を突破。以後、著書は18冊を数える。
現在も大阪、東京、リモートでコミュニケーション講座を開催。「習ったその日にうまくなる」をテーマに、雑談力、スピーチ力、説明力UPの講座を開き、 全国から生徒が絶えない。
公式YouTubeチャンネルでは定期的にライブ放送を開いている。

話し方教室TALK&トーク
http://www.e-0874.net/
公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/talk3104

本書の要点

  • 要点
    1
    「5W1H」を聞き出す質問ばかりだと、すぐにネタが尽きてしまう。会話を発展させるには、相手自身に焦点を当てるのがポイントだ。
  • 要点
    2
    2度目の会話のコツは、少しだけ自分語りをして、話しやすい雰囲気をつくることだ。相手の「最近あった話」を聞きたいなら、まずは自分の「最近あった話」をしてみるとよい。
  • 要点
    3
    仕事で使いやすいのは「〇〇さんは、××なんでしょうねぇ」というフレーズだ。「スポーツはしますか?」と直球の質問を投げるのではなく「〇〇さんはスポーツも得意なんでしょうねぇ」という聞き方にすると、話が広がりやすい。

要約

2度目の会話が弾まない理由

秘訣は「生活や気持ちに目を向けること」

初対面の会話はなんとかなっても、2度目の会話が続かない――。その理由は、情報だけで会話をしてしまい、相手の内面について話せていないからだ。

情報だけの会話とは、5W1Hの質問を繰り返す会話のこと。具体的には「趣味で山登りをはじめたんです」と言う相手に対して「どこの山に登りましたか?」「月に何回くらい行きますか?」「次はどこの山に登りたいですか?」などと質問したり、「私も学生の頃に八ヶ岳に登ったことがありますよ!」などと自分の経験を話したりするパターンだ。これではすぐにネタが尽きてしまう。

この状態から抜け出すには、相手の生活や気持ちに焦点をあてるとよい。「山登りをはじめた」と言われたのなら、そのときの相手の状況を考えてみよう。「初めは足が痛かっただろう」「山に登るために事前にトレーニングをしたのだろうか?」と、まったく違う視点が出てくるはずだ。

「トレーニングされたんですか?」と聞いてみると、「練習では家から会社まで2時間かけて歩きましたよ」などと答えてもらえて、自然と相手の話が展開していくはずだ。「感激したこと」や「後悔したこと」などを聞いてみるのもいいだろう。

【必読ポイント!】2度目の会話の話題選び

質問ではなく自分語りをする
Edwin Tan/gettyimages

2度目の会話では、お互いの共通点が分からず、やみくもに質問しがちだ。でも「部活は何をされていたんですか?」と聞いて、「帰宅部」と言われたら、そこで会話が終わってしまいかねない。

そうした問題を解決するには、自分から話すとよい。少しだけ自分語りをして、相手が話しやすい雰囲気をつくるのだ。「最近ついてなくて、私にあったいいことと言ったら、会社のエレベーターで20階からノンストップで1階まで降りられたことくらいですよ。〇〇さんは、最近いいことありましたか?」といった具合である。急に「最近いいことありましたか?」と聞かれるより、ぐっと話しやすくなる。

日常のエピソードを語る

「自分のことをちょっと話す」と言われても、何を話せばいいのかと迷ってしまうかもしれない。ならば「自分はどんな人なのか」を伝える、親しみをもてたり共感できたりする内容を選ぼう。あなたが普段どんなことをして、どんなことを話し、どんなことを感じながら暮らしているのかを伝えるのだ。

「ランチはコンビニ弁当が多いのですが、人気のビーフハンバーグ弁当が残っていた日は天国です」「グループLINEにみんなが書き込みをして、自分も続きたいのですが、いつもそのスピードに乗れないのです」……このような、ごくありふれた日常のエピソードでかまわない。ありのままのあなたが伝われば、会話は自然と盛り上がるはずだ。

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