いつもよりラクに生きられる50の習慣

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いつもよりラクに生きられる50の習慣
出版社
かんき出版

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定価
1,540円(税込)
出版日
2022年11月07日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

本書は、モヤモヤやザワザワに立ち向かう「習慣」を教えてくれる。提示される習慣は、著者の藤本梨恵子氏が学んだ心理学の考え方をベースとした、今日から実践できるものばかりだ。

著者は幼少時代、喧嘩の絶えない家庭で育ち、親類の家を転々として過ごした。社会人になって入社した会社では、毎月の残業が130時間以上、オフィスには常に怒鳴り声が響いており、ストレスまみれの会社員生活を送っていたそうだ。不安だらけの人生、ストレスばかりの仕事、つらい人間関係――こうした状況を好転させてくれたのが心理学だったという。

そんな著者は「人生で困難な出来事をゼロにすることはできません。でも、ネガティブに考えるか、ポジティブに考えるかという視点は選ぶことができます」と語っている。出来事は変えられないが、捉え方は変えられる。つらいことがあっても、それを前向きに捉える習慣をつければ、心の平穏を保てるかもしれない。本書では「忙しいのに自分だけ雑用を頼まれる」という出来事に対して、「仕事は平等であるべき」ではなく「仕事はできる人のところに集まる」と捉えることで、「期待されている」「実力を認められて嬉しい」と考えられるようになる――という例が挙げられている。

本書の特徴は、心理学的アプローチと偉人たちの言葉を合わせて紹介してくれる点だ。困難を乗り越えて成功した先人と著者の言葉に耳を傾ければ、新たな景色が見えてくるはずだ。

ライター画像
森本みづき

著者

藤本梨恵子(ふじもと りえこ)
ファイン・メンタルカラー研究所代表/米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー/国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/パーソナルカラーアナリスト/カラーセラピスト
愛知県生まれ。10年以上デザイナーを経験。当時月130時間を超える残業のストレスで前歯が折れる。この時期に友人の死も重なり、「幸せな生き方とはなにか?」を考え、本格的にキャリアカウンセリングや心理学を学ぶ。
NLP心理学を中心にコーチング、カウンセリング、マインドフル瞑想などの手法を習得し統合。その手法を生かし、キャリアカウンセラー・講師として独立。各企業・大学・公共機関の講演の登壇数は2000回を超え、婚活から就活まで相談者数は1万人を超えている。コーチング、パーソナルカラー、カラーセラピスト、骨格診断ファッションアナリスト等のプロ養成講座の卒業生は500人を超え、個人診断においては1000人を超える。
癌を経験したことをきっかけに、マクロビオテック、ヨガなどをはじめ、保護猫との穏やかな生活を大切にしている。
主な著書に『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』『なぜかうまくいく人の気遣い100の習慣』(共に明日香出版社)がある。

本書の要点

  • 要点
    1
    出来事をどう捉えるかは自分次第だ。ピンチに陥ったときは「このアクシデントが最高の好機になるとしたら?」と考えてみよう。
  • 要点
    2
    NLP心理学には、「地図は領土ではない」「他者の世界地図を尊重することはコミュニケーションの基本条件である」という考え方がある。相手の価値観を理解し、尊重しよう。
  • 要点
    3
    仕事を先延ばししがちな人は、やるべきことを細分化するとよい。「具体的には?」「他には?」という質問を繰り返して、最初の小さな一歩となる行動を決めると、行動しやすくなる。

要約

【必読ポイント!】 気持ちのコントロール

出来事をポジティブに捉える

宗教家・著述家のジョセフ・マーフィーは「世の中にはどんな幸福も不幸もありません。あるのは思いの違いだけです」と言った。この言葉からは、出来事の捉え方を学べる。

あなたは「変わっているね」と言われたら、どう感じるだろうか。他の人と違うことをよしとしない人は嫌な気持ちになるだろう。一方、「変わっている=個性的」と捉えた人は喜ぶはずだ。

心理学では「出来事は無色透明で、あなたを悲しませることも喜ばせることもできない」と考える。同じ出来事を経験しても、捉え方次第で感じ方が変わるのだ。

著者が学んだNLP心理学では、出来事をポジティブに捉え直すために「リフレーム」という手法を使う。たとえば「忙しいのに自分だけ雑用を頼まれる」という出来事があったとする。そのとき、「仕事は平等であるべき」と考えれば、やらされ感でいっぱいになり、嫌な気持ちになるだろう。だが「仕事はできる人のところに集まる」とリフレームすれば、「期待されている」「実力を認められて嬉しい」と思えるはずだ。

出来事の捉え方次第で、私たちの気持ちは変わる。「災い転じて福となす」という言葉がある通り、ピンチに見える出来事も、実は成長のチャンスかもしれない。「このアクシデントが最高の好機になるとしたら?」と考えてみよう。

無意識を制する
primipil/gettyimages

「仕事で成果を上げたいのに、いつも失敗ばかりしてしまう」「パートナーと良い関係を築きたいのに、最終的に関係を破綻させてしまう」――。努力しているのにうまくいかないのは、意識で願っていることと、無意識で望んでいることが違っているからだ。この状態は、強力なゴムバンドを自分の腰にくくりつけ、反対側を大木に結んで走っているようなものである。いくら努力しても前に進めない。

意識は言葉・思考で、無意識は身体的な感覚、いわば「なんとなく」だ。私たちは強力な無意識に突き動かされている。成功するためには無意識の性質をよく理解し、無意識を制する必要がある。

無意識を制して成功したAさんのエピソードを紹介しよう。Aさんの母親は専業主婦だったが、仕事をはじめ、やがて夫よりも稼ぐようになった。その頃から夫婦喧嘩が絶えなくなり、ついには離婚してしまう。Aさんはこの経験から、無意識に「女性が男性より高い収入を得ると不幸になる」と思い込んでしまった。

大人になったAさんは、バリバリと仕事をこなすものの、しばしば大きなミスをしてチャンスを逃していた。これは「女性がお金を稼ぐと不幸になる」と無意識で考えているからだ。心理学を学び、無意識の誤った思い込みに気づいたAさんは、思い込みを修正して見事チャンスをつかんだ。

無意識を意識しないと、人生は誤った無意識に支配されてしまう。あなたが今抱えている問題が起こったのも、あなたの無意識が何かを恐れているからかもしれない。

コミュニケーション

相手の価値観を尊重する

NLP心理学には、「地図は領土ではない」「他者の世界地図を尊重することはコミュニケーションの基本条件である」という考え方がある。

「地図は領土ではない」は、私たちが認識しているものと現実は同じではないということ。ある人にとって数学ほど魅力的な学問はないのに、別の人にとっては苦痛で仕方ないかもしれない。それは、出来事(領土)に対する考え方(地図)が違うからだ。

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