人生をもっと“快適”にする 急がない練習

「がんばりすぎ」をやめる47のヒント
未読
日本語
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人生をもっと“快適”にする 急がない練習
出版社
定価
814円(税込)
出版日
2022年10月15日
評点
総合
3.5
明瞭性
3.5
革新性
3.5
応用性
3.5
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おすすめポイント

効率化や生産性が重視され、現代人は毎日を忙しく生きている。そのためか、休日であってものんびりしているとどこか罪悪感や焦りがある。休みの日も効率的に使わなければならない気がして、慌てて予定を立てたり、自己研鑽をしようと試みたりしたことのある人もいるかもしれない。

数々のベストセラーを世に送り出してきた密蔵院住職・名取芳彦師は、本書で「急がなきゃ」をやめると人生はシンプルになると語りかける。著者ならではのユーモアたっぷりの文章で、仏教の知識を交えながら、さまざまな悩みの解決策を提示してくれる。全部で47の「がんばりすぎ」をやめるヒントは、どれもコンパクトにまとまっていながら示唆に富み、実践しやすいところも魅力的だ。

のんびりしているとチャンスを逃してしまうかもと心配になる人もいるかもしれない。「なーに、仮に逃しても、別のチャンスの神さまが後から次々にやって来ますから、あわてることはありません」と悠然と語る著者の様子は、焦る気持ちから逃れられない人に勇気を与えてくれる。これくらいのんびりかまえていてもいいんだなと思えたら、気持ちが軽くなりそうだ。忙しくて心休まる時間がないと感じている人、のんびりすることに罪悪感を覚えてしまう人には、特に本書をおすすめしたい。

ライター画像
木下隆志

著者

名取芳彦(なとり ほうげん)
1958年、東京都江戸川区小岩生まれ。密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所所長。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。密蔵院写仏講座やご詠歌指導、法話など、幅広いアプローチから布教活動を行っている。YouTube「言いたい放題地蔵」も好評。日常生活で誰もが抱えるふとした悩みやモヤモヤを、仏教の智恵で乗り切るエッセイが人気を博している。
これまでの著書に、『気にしない練習』『般若心経、心の「大そうじ」』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)、『他人のことが気にならなくなる「いい人」のやめ方』(リベラル文庫)など、ベストセラー、ロングセラーが多数ある。
元結不動 密蔵院
東京都江戸川区鹿骨4‐2‐3
もっとい不動 密蔵院HP
http://www.mitsuzoin.com/

本書の要点

  • 要点
    1
    あなたを急かしているのは自分自身だ。急ぐのもゆっくりするのも自分で決められるし、決めていい。
  • 要点
    2
    「急がないとダメ」「ちゃんとしないとダメ」というのは自身で決めた努力目標だ。「○○しないとダメ」ではなく「できるなら○○したほうがいい」と考えてみるといい。
  • 要点
    3
    芋を洗う時に芋同士がこすれ合うことできれいになるように、私たちは迷惑をかけ合いながら、魅力がましていく。
  • 要点
    4
    相手がこちらに関心を持つ一瞬のために、他人に合わせて付き合っていれば、心身が壊れてしまう。そうならないために、人付き合いはドライでいいのだ。

要約

むやみに「急がない」

あなたを急かしているのは「自分自身」

やさしい人は何かするとき、相手の迷惑にならないかをまず考える。迷惑にならないよう念入りに準備し、実際迷惑をかけることもほとんどない。だから、こういう生き方が正しいと思っていることだろう。

だが、迷惑かどうかは相手が決めることだ。迷惑をかけていないつもりでいても、「迷惑だったらしい」と後から聞くこともあれば、迷惑だったかもしれないと思っていても、相手はなんとも思っていない場合もある。迷惑かどうかを気にするくらいやさしい人は、「ご迷惑かもしれませんが」と前置きするくらいで十分だ。相手の迷惑の程度をはかるのには限界があるのだ。

「幸せ」かどうかも本人が決める問題だ。本人が幸せならば幸せで、不幸と思うならば不幸なのだ。

幸せかどうかは自分で決められるのに、不幸のままでいたい人は、不幸をだれかのせいにしている。そして、そのだれかを許さない。だれかのせいにしておけば、自分が不幸であることのつじつまが合うのだ。

いつも急かされている気がするならば、そうしているのは自分自身かもしれないと考えてみよう。急ぐのもゆっくりするのも自分で決められるし、決めていいのだ。

「急がないとダメだ」「ちゃんとしないとダメだ」地獄から抜け出そう
Morsa Images/gettyimages

私たちは「有為」の世界に生きている。「有為」は「為すこと有り」と読み、「有畏(畏れ有り)」と書くこともできる。有為の世界にはやるべきことが数えきれないほどある。別の見方をすれば、畏れの多い世界でもある。ご飯を食べないと死んでしまう、勉強しないと将来が不安、仕事をしなければ生活できない……。「これをしないとえらいことになるぞ」という恐怖を土台にしているのが有畏の世界だ。

幼いころに「ちゃんとしないとダメ」「早くしないとダメ」と親から言われたルールを、私たちは鵜呑みにしている。そして、実際に物事を後回しにする人やちゃんとしない人の失敗などを目にすると、親の言ったことは正しかったと思い込むようになる。

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