すぐに結果を出せる すごい集中力

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出版社
秀和システム

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定価
1,650円(税込)
出版日
2022年09月10日
評点
総合
3.5
明瞭性
3.5
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

「これを全部理解しないといけないの……?」新しい分野の勉強をしようとしたとき、多くの人がそう感じて尻込みするのではないだろうか。だがどんなに気が乗らなくても、自分にとって必要ならば、意を決して取り組むしかない。

やりたくないことをやるときに必要なのは、鉄のような意志の力ではなく、「集中力」と「習慣化」だ。本書ではこの2つを味方につける方法について、著者の経験をふまえてわかりやすく解説されている。

勉強が好きで好きで仕方ない人は決して多くないだろう。とくに受験や資格取得、昇進など、本来の目的が知識の習得とは別のところにある場合はなおさらだ。できることなら1回で合格して、苦しい日々から抜け出したいものである。本書の内容を実践すれば、その願いがかなうかもしれない。

著者によると、重要なのは、その日にやるべきタスクを明確にし、ひたすらそのタスクに集中することだ。その日にやるべきタスクが終われば、あとは自由時間にして構わない。「終わったら遊べる!」と思うからこそ、集中力を発揮できるのだ。

著者には、脱サラして司法試験に挑戦した経験がある。合格したのは脱サラのたった2年後だ。しかも弁護士時代は、全国の平均弁護士の10倍以上のペースで案件を担当していたという。こうした神業が可能だったのは、「集中力」と「習慣化」を味方につけていたからだろう。あなたも本書を読めば、集中力と習慣化という強い武器を獲得できるに違いない。

ライター画像
ヨコヤマノボル

著者

荘司雅彦(しょうじ まさひこ)
1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験合格。91年、弁護士登録。2008年、平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。元SBI大学院大学教授。
『大学受験BIBLE』『最短で結果が出る超勉強法』『最短で結果が出る超仕事術』(いずれも講談社)、『荘司雅彦の法律力養成講座』(日本実業出版社)、『小説離婚裁判』(講談社文庫)など著書多数。『男と女の法律戦略』(講談社)はドラマ「離婚弁護士Ⅱ」の脚本に、弁護士の戦略として採用される。また「こたえてちょーだい!」(フジテレビ)、「ビートたけしのTⅤタックル」(テレビ朝日)などテレビ、ラジオに多数出演経験あり。現在、サイバー大学客員教授として「六法と法哲学」を担当、NewsPicksのフォロワー数は10万人を超える。

本書の要点

  • 要点
    1
    「集中脳」を鍛えるためにやるべきことは、課題やタスクに取り組み続けるための持久力と、集中する時間を適切に分配する力をつけることだ。
  • 要点
    2
    タスクを習慣化したいなら、計画表をつくるとよい。日付の横にやるべきタスクを書き、タスクをやり終えたら、その日のマスをマーカーなどで塗っていく。
  • 要点
    3
    スマホの通知などに気を取られてタスクを中断するのは、せっかく転がり出した重たい石をわざわざ止めるようなものだ。電源を切る、別の部屋に置いておくなどして、スマホとは物理的な距離をとったほうがよい。

要約

【必読ポイント!】 集中力を鍛える

「持久」と「集中」を上手に振り分ける

集中とは、そもそもどんな状態なのだろうか。

アメリカの心理学者チクセントミハイが提唱した「フロー」という概念を紹介しよう。フローは、人が完全に物事にのめり込んでいて、時間感覚がなくなるような状態を指す。推理小説に熱中しているとき、友だちとおしゃべりを楽しんでいるとき、プラモデルをつくっているとき……程度の差こそあれ、フローになった経験がある人は多いだろう。

実は、とりわけ集中力を必要としそうなビリヤードや卓球、バドミントン、ボクシングなどのスポーツでも、選手が本当に集中しているのは試合時間の1割から半分程度だ。熟練したアスリートたちでさえ、本当に集中できる時間は極めて短い。残りの時間はリラックスしつつも、すぐ集中に入れるよう「モードをキープ」している。

本書では、試合やタスクに取り組んでいる状態を「持久」、雑念がまったく入らない状態を「集中」と呼ぶ。持久している時間の中に「集中」を上手に振り分けるのが、集中力アップのコツである。

毎日、好きな小説を1時間読む
xijian/gettyimages

「私たちの脳は筋肉のように鍛えることができる」と、ベストセラー『スタンフォードの自分を変える教室』の著者、ケリー・マグゴニカル氏は説いている。

では、どうすれば「集中脳」を鍛えられるのか。本書において「集中力を鍛える」とは、「一定の時間に課題やタスクに取り組むための持久力」と「その時間内で集中する時間を適切に分配する力」を鍛えることを指す。3時間の試験を受けるなら、まず3時間は机に座って、試験問題に取り組む持久力が必要だ。3時間の持久力ができたら、「集中」の時間を増やして、適切に分配する力を養う。

持久力を鍛えたいなら、毎日、まとまった時間を特定のタスクに費やすようにするのが一番だ。好きな小説を1時間かけて読むのもいい。慣れないうちは10分もしないうちにスマホを触りたくなってしまうだろうが、やがて慣れてくる。

「集中」時間の増加や配分のトレーニングとしては、問題集などのアウトプットを短時間で処理するのが有効だ。サッカーボールでリフティングをする、オートテニスや卓球のマシンを使う、瞑想するなども、いいトレーニングになる。

5分間だけタスクに向き合う

まったくやる気の出ないときは誰にでもあるものだ。しかしそこでサボってしまうと、ズルズルとサボり続けてしまいかねない。

対処法は簡単だ。やる気がないときでも、とにかくタスクに向き合えばいい。たった5分間だけでも構わない。

人間の脳には「作業興奮」という作用がある。まったくやる気がないときでも、無理やり作業をはじめると次第にやる気が高まってくる――これが「作業興奮」だ。最初は気が乗らなくても、なんとかやり始めると、気がついたら1時間経っているはずだ。

作業興奮が働かず、5分間でやめてしまっても問題ない。「5分間はタスクと向き合った」のと「完全にサボった」のとでは大違いだからだ。

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