ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
人間関係BEST100の表紙

世界最先端の研究が教える新事実

人間関係BEST100


本書の要点

  • 本書は「人間関係学」の研究者でもある著者が、人間関係にまつわるさまざまな研究を100個紹介する本である。「人間関係学」とは、心理学、社会学、教育学、文化人類学、コミュニケーション学など、人間にまつわるさまざまな分野の研究を含むものである。

  • 人間は自分自身の外見、能力、魅力などあらゆることにおいて、「少なくとも平均点よりは上」と思っている。

  • 幸せな気分は、友人の、その友人の、さらにその友人まで幸せにさせる効果がある。

1 / 5

すぐに使える人間関係

「他の人よりは自分のほうが上」と感じやすい

「自分のほうが、こいつより上だ」などと、はっきり口に出して言う人は少ない。だが、人間は自分自身の外見、能力、魅力などあらゆることにおいて「自分はまんざらでもない」と考えているものだ。「少なくとも平均点よりは上」と思っていることから、こうした心理は「平均点以上効果」と呼ばれている。

平均点以上効果を裏付ける研究として、ニュージーランドのオークランド大学のニキ・ハーレの研究が挙げられる。16歳から29歳までの男女314名に自分の運転技術を7段階で評価してもらったところ、被験者の自己評価の平均点は、運転技術、反射速度、判断力、安全運転、経験、事故をさける幸運度と、どの項目においても4.5点以上であった。そして、「事故に遭う危険」と言う項目のみ、4点を下回っている。運転技術は自分は平均以上で、事故に遭う危険は他人のほうが上だと考えているのだから、大半の人は自分に都合のいい考え方をしていることになる。

私たちは、心のどこかで相手をみくびっている。自分の心のそうした面を知るのは心地のいいことではないが、そういう傾向を知っておけばこそ、人と会うときに気をつけようと思えるものだ。

「好かれる」か「嫌われる」かは思い込みで決まる

chokkicx/gettyimages

初対面の人に会うときは、「たぶん好かれる」と明るいイメージをもっておくといい。心理学には「自分の頭の中で考えていたことが、そのとおりの結果になってしまう」という「予言の自己成就」と呼ばれる現象がある。頭の中で考えていたとおりの結果が起こるのだから、明るいことを考えていたほうが得だ。

もっと見る
この続きを見るには...
残り3474/4157文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2023.04.10
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

あなたの「しんどい」をほぐす本
あなたの「しんどい」をほぐす本
Pocheもくもくちゃん(イラスト)
人に好かれる最強の心理学
人に好かれる最強の心理学
内藤誼人
「また会いたい」と思われる人
「また会いたい」と思われる人
鹿島しのぶ
努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣
努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣
塚本亮
運の方程式
運の方程式
鈴木祐
ささるアイディア。
ささるアイディア。
松永光弘(編著)
「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術
「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術
高松智史
自分をたいせつにする本
自分をたいせつにする本
服部みれい

同じカテゴリーの要約

頼るのがうまい人がやっていること
頼るのがうまい人がやっていること
有川真由美
お金の不安という幻想
お金の不安という幻想
田内学
すぐやる人の小さな習慣
すぐやる人の小さな習慣
大平信孝大平朝子
記憶脳
記憶脳
樺沢紫苑
感情に振り回されない 精神科医が教える心のコントロール
感情に振り回されない 精神科医が教える心のコントロール
和田秀樹
聴く技術
聴く技術
山根洋士
「いい質問」が人を動かす
「いい質問」が人を動かす
谷原誠
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
藤本梨恵子
一・五代目 孫正義
一・五代目 孫正義
井上篤夫
心の中のネガティブさんと上手につきあう方法
心の中のネガティブさんと上手につきあう方法
精神科医Tomy