できるリーダーは「教えない」

「自分で考えて動く部下」を育てるコツ
未読
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「自分で考えて動く部下」を育てるコツ
未読
できるリーダーは「教えない」
出版社
定価
880円(税込)
出版日
2023年06月15日
評点
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
3.5
応用性
4.0
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おすすめポイント

リーダーというと、外向的で、チームを強く引っ張っていくカリスマ的な人物がイメージされがちだ。それゆえ「自分は内向的だから、リーダーには向いていない」と悩む方も多いのではないだろうか。そんな悩めるリーダーに、ぜひ本書を勧めたい。

著者は、リピート率95%の研修トレーナー、伊庭正康氏だ。『できるリーダーは、「これ」しかやらない』や『無駄ゼロ、生産性を3倍にする 最速で仕事が終わる人の時短のワザ』などのベストセラーでも知られている。

本書は、そんな伊庭氏が「自分で考えて動く部下」を育てる方法をたっぷり教えてくれる一冊だ。つまり、リーダーが部下にあれこれ指示を出すのではなく、部下自身が自発的に考えて行動する‟部下を主役にするマネジメント“を目指していく。

伊庭氏は本書の「はじめに」で、「この本は、強いリーダーシップを発揮するのが苦手で、『リーダーなんて自分に務まるのかな』と感じている人に向けて書きました」と述べている。実際、本書には「内向型リーダーが外向型リーダーを凌ぐには」「むしろ部下に『支えて』もらえ!」「『部下への任せ方』を理解しておく」など、内向型リーダーに勇気を与える見出しが並ぶ。

部下が自発的に動いてくれない、うまく指示を出せない、部下に信頼されていない気がする……そう悩むリーダーを救ってくれる、心強い一冊だ。

著者

伊庭正康(いば まさやす)
(株)らしさラボ代表取締役。
1991年、リクルートグループ入社。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で累計40回以上の社内表彰を受け、営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。2011年、研修会社(株)らしさラボを設立。年間200回を超える登壇を行い、リピート率は9割を超える。その活動は『日本経済新聞』など多数のメディアで紹介されている。Webラーニング「Udemy」でも、ベストセラーコンテンツとなっている。『できるリーダーは、「これ」しかやらない』(PHP研究所など、著書は累計40冊以上。
※無料メールセミナー(全8回)「らしさラボ無料メールセミナー」も好評。
※YouTube:「研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル」(登録者11万人超)
※Voicy:「1日5分 スキルUPラジオ」も放送。

本書の要点

  • 要点
    1
    内向型リーダーには独自の戦い方がある。その鍵となるのは、部下がノビノビと働ける環境を作って組織のポテンシャルを引き出すことだ。
  • 要点
    2
    「行動すると、嬉しい結果を得る」と気づかせれば、部下の主体性は自然と高まる。
  • 要点
    3
    任せ上手なリーダーになりたいなら、ベテラン、中堅、新人と、部下のステータスによって任せ方を変えるとよい。
  • 要点
    4
    「仕事が面白くない」と言う部下に対しては、Will-Can-Mustの法則を活用した面談が効果的だ。

要約

【必読ポイント!】 内向型リーダーのマネジメントのコツ

部下がノビノビと働ける環境を作る

あなたはもしかしたら、リーダーシップに自信がなく、人を動かすのが苦手だと悩んでいるかもしれない。このタイプは「効率的に成果を出すチーム」の調査をしたグーグルのラリー・ペイジや、「皆経営者主義」を標榜したリクルートの江副浩正氏のように、部下を主役にするリーダーになればいい。内向型であっても、部下がノビノビと働ける環境を作れば、組織のポテンシャルを引き出して成果を出せる。

「心理的安全性×挑戦への貢献感」で部下のやる気を引き出す

部下にやる気を出してもらいたいなら、まずは「心理的安全性×挑戦への貢献感」の方程式を押さえよう。

心理的安全性とは、立場や役割にかかわらず、誰が何を言っても受け入れられると安心して発言できる心理のこと。グーグルの調査では、組織の生産性を高める最大の要素とされている。

ただし、心理的安全性だけではただの仲良し組織になってしまいかねない。だから、自分がチームの目標に貢献できているという「チームの挑戦への貢献感」も不可欠だ。この2つの要素がそろえば、部下のやる気は自然と高まっていく。

部下に発言の機会を提供する
maroke/gettyimages

管理職だからといって、無理に部下を引っ張る必要はない。それよりも、部下のフォロワーシップを引き出す工夫をしたほうが、部下の主体性と貢献感は確実に高まる。

部下のフォロワーシップを引き出すために、まずはフォロワーシップを構成する2つの要素を理解しよう。

1つ目の要素は、縦の軸。上司に「提言する力」だ。2つ目の要素は、横の軸。「協同する力(率先する力)」である。

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要約公開日 2023.12.07
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