どこへ行っても「顔見知り」ができる人、できない人

未読
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どこへ行っても「顔見知り」ができる人、できない人
出版社
出版日
2023年11月24日
評点
総合
3.7
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

近所の人や職場の人、よく行くお店などに、話したことはないけどなんとなく気になる人はいないだろうか。いつか話してみたいと思うものの、話をするきっかけをつかむのは案外難しいものだ。

本書では、そんな人と自然に言葉を交わし、人間関係を広げていくためのノウハウを紹介している。最初はただの「顔見知り」でも、後には友人やパートナーに発展する可能性を秘めている。顔見知りは、深い人間関係への入り口なのだ。

著者は、働く女性へのアドバイスを中心に、数多くのベストセラーを執筆している有川真由美氏だ。本書の提案は「顔を上げよう」というような、簡単にできそうなものばかりである。「それで効果があるの?」と思うかもしれないが、もし自分が誰かに声をかけるならば、うつむいている人より顔を上げている人を選ぶのではないだろうか。そのほかにも、「あいさつにひと言添える」「さりげなく名前を差し込む」など、コミュニケーションに不器用な人でも実践しやすい、顔見知りになるための小さなスキルが多数紹介されている。

著者もかつては「人に話しかけるのが苦手だった」という。そんな著者だからこそ、内気な人に寄り添い、人間関係の第一歩を踏み出すために優しく背中を押してくれる。

本書のスキルを実践すれば、誰かと気軽に話すことが怖くなくなり、顔見知りも増えていくだろう。人間関係を広めるきっかけをつかみたい人におすすめの一冊である。

ライター画像
中山寒稀

著者

有川真由美(ありかわ まゆみ)
鹿児島県姶良市出身。台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了。作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集長など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで執筆。
著書に、ベストセラーとなった『一緒にいると楽しい人、疲れる人』『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』『50歳から花開く人、50歳で止まる人』『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』(以上、PHP研究所)や、『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』(毎日新聞出版)、『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム)等がある。

本書の要点

  • 要点
    1
    「声をかけられる人」に共通する特徴は、顔を上げていることだ。顔を上げていると心を開いている印象を与え、人と目が合いやすくなる。
  • 要点
    2
    人はだれもが人見知りだ。まずは自分から声をかけて、相手との「見えない境界線」を取りはらおう。
  • 要点
    3
    自分の知らない話題が出たら、積極的に質問しよう。自分の専門分野に興味を持ってもらえることは、相手にとって嬉しいものだ。
  • 要点
    4
    まわりから助けてもらいやすい人になると、たくさんの恩恵が受けられる。そんな「助けてもらい上手」の条件は、「先に相手を喜ばせている」「どこか欠けているところがある」「喜びと感謝を3割増しで示す」の3つである。

要約

【必読ポイント!】 どこでも「顔見知り」ができる人

とりあえず、顔を上げよう

「あの人は親切に教えてくれそうだ」「忙しそうだから、この人はやめておこう」というように、人は相手から醸し出される雰囲気を感じ取り、無意識に話しかける人を選んでいる。

「声をかけられる人」には共通の特徴がある。そのひとつが、顔を上げていることだ。顔を上げると自然と背筋が伸び、まわりに心を開いている印象を与えられる。また、視線が外を向いているため人と目が合いやすくなる。

逆にうつむき加減の人は、自分の殻に閉じこもっているようで声をかけにくい。とくにうつむいてスマホを触っている人は、「話かけないでオーラ」を発しているように見える。顔を上げているかどうかだけで、印象はまったく違ってくるのである。

心では「話しかけてほしい」と思っているのに、恥ずかしくてうつむいてしまうこともあるだろう。そんなときは、自分ではなく他人に意識を向けて顔を上げてみよう。自動的に心が開き、明るい気分になれるはずだ。

また、「近づきたい」と思った人には、あいさつにひと言添えるといい。「おはようございます。朝晩、涼しくなりましたね」といった当たり障りのない言葉でも、相手から「おはよう。過ごしやすくていいね」と返ってきて、会話に発展するかもしれない。

コミュ力に自信がなくても大丈夫
Edwin Tan/gettyimages

相手の名前を呼ぶと、距離が一気に縮まる。たとえば、「〇〇さんは、どう思いますか」と名前を入れて聞かれると、自分が尊重されているように感じるはずだ。連呼しすぎはよくないが、適度に名前を呼ぶことで親密度はぐんと高まる。コミュ力に自信がなくても、簡単に距離を縮められる秘策である。

また、饒舌で「話し上手」な人は華やかに見えるが、じつは「話し上手」よりも「話させ上手」のほうが得をする。多くの人は、他人の話を聞くより自分の話を聞いてもらえるほうが、断然嬉しいものである。会話は自分の話をする“主役”よりも、相手に話をさせる“脇役”の方が得をする仕組みになっているのだ。

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要約公開日 2024.02.19
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