ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
新人広告プランナーが入社時に叩き込まれる 「プレゼンテーション」基礎講座の表紙

新人広告プランナーが入社時に叩き込まれる 「プレゼンテーション」基礎講座


本書の要点

  • プレゼンを成功させるための核は「主張を明快にすること」である。そのために、資料作りでは、必要な要素をわかりやすい順番で並べ、語られる内容すべてが結論につながる「ストーリー」を意識することが大切だ。

  • ストーリー作り の土台となるのは、「調査・分析」→「発見」→「初期仮説の組み立て」である。

  • おおまかなストーリーができたら、山場となるところを意識しつつ、個々のページを作っていく。

  • 「話す技術」で最も大切なことは、「自信を感じさせること」と「メリハリをつけること」である。

1 / 3

プレゼンの本質と全体像

何を伝えるか?

Wavebreakmedia Ltd/Wavebreak Media/Thinkstock

プレゼンの本質とは、聞き手に自分の主張を伝え、聞き手の「目と耳」に訴えかけることである。「目」に訴えるのは、プレゼンターの動きや表情と、資料に書かれた内容であり、「耳」に訴えるのはプレゼンターの話である。

プレゼンを、内容によって類型化すると、「提案型」と「報告型」とに分かれる。「提案型」では聞き手に意思決定をしてほしいことを明快にすること、「報告型」では事実だけでなくその解釈を加えることに留意したい。「提案型」は新商品企画など自由にアイデアを提案する「自由回答型」と、限られた選択肢から最適な回答を提案する「選択肢型」に細分化できる。

内容によって、また、プレゼンターの人数や資材、起立か着席かの形式によってもプレゼンのタイプは変わってくるので、それぞれの違いを意識した上で適切なタイプを選択することが大切である。

資料作りの核心「ストーリー作り」

プレゼンを成功させるためのコツは、「主張を明快にすること」に尽きる。そのために、資料作りにおいてストーリー作りを意識することが核心となる。

プレゼンにおけるストーリーとは、聞き手に主張を納得してもらうための話の流れである。よって、資料を作るときには、主張を納得してもらうために必要な要素をわかりやすい順番で並べ、語られる内容すべてが「結論」につながっていることを意識しなくてはいけない。

ストーリーの基本構造は、突き詰めれば「分析→主張」である。「分析」とは、事実を考察・解釈し、発見を見出すことであり、この発見が主張の「結論」を支える「根拠」になってくれる。

また、ビジネスのプレゼンにおいても、ストーリーが持つ「人の感情を動かす」力を活用することが大切だ。人は必ずしも論理だけで意思決定をしているわけではない。サプライズと期待感を感じてもらえる内容かどうかという点も、大事なチェック・ポイントなのである。プレゼンとはエンターテイメントという意識を持つとよい。

どう話し、どう見せるか?

Sergey Fedenko/Hemera/Thinkstock

プレゼン本番での「話し方・見せ方(Delivery)」の核心は、「自信を持つこと」と、「山場を意識すること」の2つである。

ここでの自信とは、「成功した結果、自然と身につくもの」ではなく、「成功するために意識して持つべき態度」である。自信を持てるようにするには、本番の会場をイメージして「メンタル・リハーサル」をすることを習慣化するのが効果的だ。

また、山場(クライマックス)とは、最も聞き手の記憶に残したい箇所のことである。事前に「ここが山場」だとプレゼンターが意識しているだけでも、聞き手にも自然とその「山場感」は伝わる。一般的には「結論とそれを支える重要な根拠」を述べた、重要な3か所程度(スライド3枚程度)を山場とするとよいだろう。この3枚が論理的につながっているかどうかが、説得力あるストーリーになっているかどうかの目安の1つになる。

2 / 3

【必読ポイント!】 資料を作る技術

資料が重要なのはなぜ?

Prykhodov/iStock/Thinkstock

プレゼンの 資料作りとは、頭の中の考えを目に見える形に具現化することである。そもそも資料が重要になるのはなぜか?

もっと見る
この続きを見るには...
残り2924/4211文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2015.05.20
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

TEDトーク
TEDトーク
ジェレミー・ドノバン中西真雄美(訳)
CMプランナー福里真一が書きました 困っている人のためのアイデアとプレゼンの本
CMプランナー福里真一が書きました 困っている人のためのアイデアとプレゼンの本
福里真一
エバンジェリストの仕事術
エバンジェリストの仕事術
西脇資哲
プロデューサーシップ
プロデューサーシップ
山下勝
繁盛したければ、「やらないこと」を決めなさい
繁盛したければ、「やらないこと」を決めなさい
阪本啓一
テクノロジーが雇用の75%を奪う
テクノロジーが雇用の75%を奪う
マーティン・フォード秋山勝(訳)
スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考
スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考
籠屋邦夫
どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座
どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座
小宮一慶

同じカテゴリーの要約

24時間が変わる朝の30分
24時間が変わる朝の30分
吉武麻子
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
山口拓朗(監修)森泉亜紀子(監修)
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
桐生稔
頭のいい人が話す前に考えていること
頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉
noteで年収1000万円
noteで年収1000万円
Sai
世界一ゆるい勉強法
世界一ゆるい勉強法
サバンナ 八木真澄
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
仲山進也
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
山内誠治
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
三宅香帆
かくれた「強み」をみつけよう。
かくれた「強み」をみつけよう。
三石原士
無料