Google Boys
グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる

未 読
Google Boys
ジャンル
著者
ジョージビーム 林信行(訳)
出版社
三笠書房
定価
1,296円
出版日
2014年10月23日
評点(5点満点)
総合
3.8
明瞭性
4.0
革新性
4.0
応用性
3.5
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レビュー

初めて訪れる場所までの道を知りたいとき、近所のおいしい店を調べたいとき、調べごとをしたいとき。挙げはじめればきりがない。日常的に「グーグル検索」を利用している人は多いだろう。

20世紀、人々は情報を集めるために図書館へ通い、必要があれば遠方まで専門家の話を聞きに行った。今や世の中のほとんどの疑問は、パソコンやスマートフォンに尋ねれば、瞬時に必要以上の情報を見つけることができる。このわずか四半世紀ほどの間に、世界はまったく「別の場所」になってしまった。この「情報化」の渦の中心にいるのがグーグルである。たった一つの企業が、これだけ多くの人びとに、これだけ大きな影響を与えたことはかつてなかっただろう。

グーグルは、なぜ世界を変えることができたのか。本書では、グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジと、セルゲイ・ブリンの「100の言葉」から、グーグル成功の秘密を明らかにする。日本語版では、全米でベストセラーになった原著をテーマごとに再編集し、グーグルをあまり知らない人でも楽しめるよう、言葉の後ろに解説が加えられている。

「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな、あとからついてくる」(グーグル・オフィシャルウェブサイト)という「ユーザー最優先主義」のもと、常に10年先を見据えて進化を続けるグーグルの経営哲学から、先の見えない時代を生き抜くための成長法則を読み取ることができるはずだ。

著者

ジョージ・ビーム
長年、シリコンバレーの起業家たちについて分析してきたジャーナリスト。IT事情やポピュラー・カルチャーに精通し、これまでに30作以上もの著書がある。
林 信行
ITジャーナリスト兼コンサルタント。その活動領域はテクノロジー、デザイン、アート、教育など多岐にわたる他、シリコンバレーの最新の動向や、起業家たちのビジネス哲学などを広く伝える活動を行なっている。グーグルの創業者2人が初来日したときから取材を続けている。

本書の要点

  • 要点
    1
    キーワードを打ち込めば欲しい情報がすぐに見つかるグーグルのサービスは、世の中の情報の価値を一変させた。
  • 要点
    2
    グーグルには、「突拍子もない」アイデアへのチャレンジが許される風土があり、そのことにより、世界でもっともイノベーティブな会社としての地位を保ってきた。
  • 要点
    3
    目先の利益に惑わされず、ユーザーが本当に求めていることは何かということを常に優先して考える姿勢こそ、グーグルが他の企業の追随を許さないポイントである。

要約

【必読ポイント!】 熱く生きなければ意味がない!

世界を変える仕事をする

世界を変える方法を一行で説明するとしたら?

とてつもなくエキサイティングなことを、常に必死でやること!

――ラリー・ペイジ

ラリー・ペイジをはじめ多くのグーグル社員は、自分にとってのモチベーションの源を大事にしている。同社では、自分の本業とは別に、就業時間の20%を自分の好きな研究に費やす裁量が与えられる「20%ルール」が奨励されている。すぐにはビジネスにならない研究でも、常に情熱を持って取り組みつづけろ、という考えなのだ。

ウェブは「図書館司書」になる
Ingram Publishing/Thinkstock

ウェブはスーパー司書みたいなものだ。

図書館の司書がグーグルの知識を全部頭に入れていて、

しかも一瞬にしてその知識を駆使して答えてくれたらって想像してごらんよ。

世界はがらりと変わるはずだ。

――ラリー・ペイジ

キーワードを打ち込むことで、欲しい情報がすぐに見つかるグーグル。このサービスが世の中を一変させた。グーグル以前もインターネット検索はあったが、一回検索結果を表示するのに数十秒から数分はかかるし、しかも、欲しい答えは検索結果を数ページめくらないと出てこなかった。

グーグルは検索の正確さだけでなく、膨大なコンピュータを連動させることで数ミリ秒で結果を出せるようにした。グーグルは、世の中の情報の価値を一気に高めてしまったのだ。

グーグルは「広告」をどう発展させたか

利益を上げる方法はいくつかあるけど、その一つがサイトに広告を載せることだ。

ここで重要なのは、ユーザーにとって真の意味で役に立ち、

グーグルのサイトのマイナスにならない広告を載せるということ。

――セルゲイ・ブリン

1998年の創業からしばらく、グーグルは収益モデルを持たなかった。他を圧倒する質の高い検索サービスを提供し、ユーザーだけでなく投資家からも人気があったが、当然ながら儲かっていなかった。グーグルは、同社のサービスを気に入ってくれている人たちを欺いてまで利益を上げることはできないと、有名な「Don’t be evil(悪事を働かなくてもお金は稼げる)」のスローガンを掲げ、時間をかけて収益源を模索した。

そうした中、発見したのが検索連動型広告という画期的なアイデアだった。検索語に関連ある商品などの広告を表示すれば、売り手だけでなく検索者にとっても価値があるのではないかという発想に基づいて生み出された広告商品「アドワーズ」は、現在のグーグルの稼ぎ頭になっている。

問題を解決し、チャンスを確実につかむ!

小さくまとまるな、大きく考えろ
Tomwang112/iStock/Thinkstock

突拍子もない野望を抱くほうが、むしろ楽に進めることができる。

――ラリー・ペイジ

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Google Boys
未 読
Google Boys
ジャンル
経営戦略 産業・業界 グローバル テクノロジー・IT
著者
ジョージビーム 林信行(訳)
出版社
三笠書房
定価
1,296円
出版日
2014年10月23日
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