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リーダーの究極の教科書 論語の表紙

リーダーの究極の教科書 論語

2000年以上読まれてきた上に立つ者のバイブル


本書の要点

  • 『論語』は自分の夢や生き方を見直し、人生のグランドデザインを再構築するときのバイブルになってくれる。40歳の時点で、志や人生の目的、哲学などを再点検することを著者は薦めている。

  • 本物の生き方をするためには、生涯の夢を持ち続けることが必要だ。

  • 松下幸之助の「不況克服の心得十カ条」や、本田宗一郎の「3つの喜び」などの根底には『論語』の考え方がある。また、ビジネスや経営における「仁(大きな人間愛)」は、多くの企業の経営理念や社是、経営哲学に見ることができる。

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『論語』から生き方を学ぶ

40歳で人生のグランドデザインを再構築

「吾十有五(われじゅうゆうご)にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)い、七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」(為政)

これは、『論語』における非常に著名な一節であり、人生の節目に対する孔子の考え方である。読者が自分の夢や今後の人生、生き方をあらためて見直し、「人生のグランドデザイン」を再構築するのに非常に参考になる。

著者の皆木氏は40歳ごろはまだまだ惑っていた。しかし、めざしていたプロ経営者となるべく、41歳で退路を断って経営コンサルタントとして独立した。順調なスタートを切ることができたが、停滞や紆余曲折も経験した。しかし、『論語』で説かれている「利他の心」と「素直な心」を持って前進しようという思いを失わず、現在に至っている。それを支えたのは、孔子が重要視していた、「我以外皆師」として積極的に学ぼうとする姿勢だった。

人生の折り返し地点である40歳のときには、ゼロベースで人生のグランドデザインを考えることが重要である。志や人生の目的、哲学などを再点検する「人生の洗濯」をして、決断を下したら、「天命を信じて人事を尽くす」ことだ。

惑わないために「ぶれない哲学」が必要

Grufnar/iStock/Thinkstock

「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず」(子罕)

これは、『論語』で何度も登場する「知」の記述の中で、最も有名な文章の一つである。惑わないほどの知者は、

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要約公開日 2016.05.26
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