どうして? 自分に聞く力で問題解決!

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どうして? 自分に聞く力で問題解決!
出版社
クロスメディア・パブリッシング

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定価
1,518円(税込)
出版日
2016年01月22日
評点
総合
3.5
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
3.5
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おすすめポイント

「今日もやろうと思っていたことを終えることができなかった」「ダイエット中なのについつい間食をしてしまった」――こうした経験は、誰もが一度はあるのではないだろうか。そんな時、多くの人は「自分の意志が弱いせいだ」と、目標を達成できなかった原因を自分の意志に求めてしまいがちだ。しかし、我々が目標を達成できないのは本当に意志の問題だろうか? と疑問を投げかけるのが本書である。

本書によれば、問題解決のために重要なのは「意志」ではなく「行動」を変えることだ。意志や感情などの精神的な面から改善しようとしてもうまくいかないのは、精神がもともとコントロールしにくい性質を持っているためである。一方、行動のコントロールはそれに比べて非常に容易い。私たちが働きかけるべきなのは実のところ、行動なのである。

本書は、行動をコントロールするための極意について、日本における行動科学の第一人者である著者が簡潔にわかりやすくまとめあげている一冊だ。すぐに実践できるテクニックが多数紹介されており、自分の目標達成ができずに嫌気がさしている人から、チームメンバーの行動を変えたいと思っているリーダーまで、幅広い層の方々にお薦めできる。まずは本書に書かれている内容を身につけるうえで何が障害となっており、それを解決するためにはどうすればいいのか、本書のテクニックを用いてその「問題解決」に取り組んでみてはいかがだろうか。

ライター画像
和田有紀子

著者

石田 淳(いしだ じゅん)
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。米国行動分析学会ABAI会員。日本行動分析学会会員。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。日経BP主催『課長塾』講師。
米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジし、「行動科学マネジメント」として確立する。日本の行動科学マネジメントにおける第一人者。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてる科学的で実用的な手法は、短期間で組織の8割の「できない人」を「できる人」に変えると評判で、企業経営者などから絶大な支持を集める。その実績が認められ、日本で初めて組織行動の安全保持を目的として設立された社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事に就任。グローバル時代に必須のリスクマネジメントやコンプライアンスにも有効な手法と注目され、講演・セミナーなどを精力的に行う。趣味はトライアスロン&マラソン。
主な著書に、ベストセラーとなる『教える技術』(かんき出版)をはじめ、『会社の目標を絶対に達成する「仕組み」の作り方』(KADOKAWA/中経出版)、『「続ける」技術』(フォレスト出版)など多数。

冨山 真由(とみやま まゆ)
一般社団法人行動科学マネジメント研究所。行動科学マネジメント公認チーフインストラクター。株式会社ウィルPMインターナショナル。行動習慣コンサルタント®。行動定着コーチ®。日本行動分析学会員。
大学卒業後、医療機関を経て戦略コンサルティングファームに就職をし、日本で海外ブランドを店舗展開していく、広報活動を担う。それと同時に、店長とスタッフ育成を担う。現在、日本では数少ない女性の行動科学マネジメント公認インストラクターとして、企業の一般職の方から管理職まで幅広い層を対象に、セルフマネジメント研修を年に90回程行っている。研修後のフォロー支援で、{{行動習慣化トレーニングを導入し、企業での「目標達成」と「部下育成」の分野で成果を上げ続けている。趣味は、ランニングとヨガで心と身体を動かすこと。
著書に『めんどくさがる自分を動かす技術』(永岡書店)がある。

本書の要点

  • 要点
    1
    感情を排し、行動をコントロールすることが、問題解決のための秘訣である。
  • 要点
    2
    望んだ行動をとるためには、環境や結果を操作することが必要である。
  • 要点
    3
    原因を細分化し、具体的に何をするべきなのか設定することができれば、誰でも簡単に目標を達成することができる。
  • 要点
    4
    抱えている問題や、それを解決するための行動計画はすべて「見える化」しなければならない。
  • 要点
    5
    いくつもの小さなゴールを設定し、一つ一つクリアしていくことで最終的な目標を達成することが、人間の行動原理に沿った目標達成術である。

要約

コントロールすべきは「感情」でなく「行動」

感情をコントロールするという考えを捨てよ
moodboard/moodboard/Thinkstock

時として感情が先行するあまり、目的を見誤ってしまったり、物事の本質が見えなくなってしまったりすることがある。一時のポジティブな感情から高すぎる目標を設定してしまったものの、結局達成できずに自分に対する不信感が募ってしまうケースや、気の合わないチームメンバー同士が互いの価値観を変えようと必死になってしまい、解決するべき本質的な問題から離れてしまうというケースは、その代表例と言えるだろう。

人は何かうまくいかないとき、自分に対しても他人に対しても「やる気がないから」「精神力が弱いから」「間違った価値観を持っているから」と、感情や精神に原因を求めてしまいがちだ。しかし、これは全くのナンセンスである。精神や価値観を変えることは、人間の内面に干渉することにほかならないが、その実現は非常に困難であり、結局は挫折感を味わうはめになってしまう。

何かの問題を解決したいとき、その解決方法を人間の内面に求めるのは誤りだ。

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