ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから

本書の要点

  • 勉強や仕事を効率的に進めるには、時間のメリハリが重要だ。適切に休憩をとり、集中力の滞りを解消しよう。

  • 滞りを解消するという観点から考えると、現状や進捗を報告する定例会議は、月曜日の午前中に入れるべきではない。最適なタイミングは金曜日の夕方だ。

  • 誰かから相談を持ちかけられたら、可能な限り力になってあげよう。相手の困りごとを解決することが、自分の「滞り」の解消にもつながる。

1 / 3

【必読ポイント!】 時間の滞りを解消する

早朝や週末に期待しすぎない

「時間の滞りを解消する」という観点からすると、「朝早く起きて勉強する」「週末に積み残してきた仕事をまとめてやる」といったように、ある特定の時間帯に集中して仕事や勉強をしようとするのは賛成できない。その時間帯に期待を寄せるあまり、計画通りにできなかった場合に落ち込んでしまうからだ。

特に朝活に期待しすぎるのは危険である。「早起きは三文の徳」「朝の時間はゴールデンタイム」という言葉を真に受けて試してみたものの、継続できず、挫折感を覚えたことのある人は多いだろう。

だが、朝活が思い通りに進まないのは当たり前だ。そもそも人間は、体の仕組み上、起床後4時間から6時間経ったころがもっとも効率よく仕事に取り組めるようになっている。眠気に負けて何もできなかったとしても、自分を責める必要はない。

スケジュールを細かく決めない

Doucefleur/gettyimages

必要以上に細かく予定を立てることも、効率的だとはいえない。何事も予定通りに進むのはせいぜい3時間程度であって、何らかの理由によって予定変更を余儀なくされるものだからだ。

予定変更の可能性を考慮しつつ、常に計画は柔軟に立てよう。修正がきくよう、シナリオAだけでなく、シナリオB、シナリオCも用意しておくのがいいだろう。

スケジュールは細かく設定しすぎず、状況に応じて常に見直すことが、「時間の滞り」をなくすコツだ。

もっと見る
この続きを見るには...
残り2924/3516文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2024.09.30
Copyright © 2025 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる
あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる
ひすいこたろう
上機嫌のつくりかた
上機嫌のつくりかた
植西聰
後悔しない時間の使い方
後悔しない時間の使い方
弓場隆(訳)ティボ・ムリス
なぜ、あの人は仕事ができるのか?
なぜ、あの人は仕事ができるのか?
田尻望
やりたいことができる私になる自信貯金
やりたいことができる私になる自信貯金
有川真由美
「考えすぎて言葉が出ない」がなくなる
「考えすぎて言葉が出ない」がなくなる
齋藤孝
「数字のセンス」と「地頭力」がいっきに身につく 東大算数
「数字のセンス」と「地頭力」がいっきに身につく 東大算数
西岡壱誠
もっとすごい脳の使い方
もっとすごい脳の使い方
加藤俊徳

同じカテゴリーの要約

いいことが起こる人の習慣
いいことが起こる人の習慣
内藤誼人
頭の中がどんどん言葉になる瞬間言語化トレーニング
頭の中がどんどん言葉になる瞬間言語化トレーニング
荒木俊哉
すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法
すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法
菅原洋平
なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?
なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?
有山徹
無料
精神科医が教える 休みベタさんの休み方
精神科医が教える 休みベタさんの休み方
尾林誉史
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
藤本梨恵子
「自分には価値がない」の心理学
「自分には価値がない」の心理学
根本橘夫
決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本
決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本
吉田浩岩井俊憲 (監修)
そろそろ論語
そろそろ論語
浅田すぐる
なぜあの人は同じミスを何度もするのか
なぜあの人は同じミスを何度もするのか
榎本博明