flier_logo
ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
リトリート休養術の表紙

しつこい疲れがみるみるとれる!

リトリート休養術


本書の要点

  • 著者は「リトリート」を、「人がヒトに戻る旅」と定義する。社会的な鎧を脱いで、自然の中でまっさらな自分を見つけるための旅である。

  • リトリート初心者は、ホテルや施設が提供するリトリートパッケージを利用するとスムーズだ。

  • リトリートの真の目的は「新しい自分」「ありのままの自分」に出会うことである。自然の中で過ごすことが基本だが、必ずしも宿泊を伴う必要はない。日帰りで自然を満喫したり、日常の中でプチ・リトリートを取り入れることでも、十分な効果が得られる。

1 / 3

【必読ポイント!】本当の自分を取り戻す旅

「リトリート」とは何か?

「リトリート(retreat)」とは、日本語で「転地療法」「転地療養」と訳されている言葉だ。「日常を離れて自然の中でのびのびと過ごす」ことだとも言える。

著者はこのリトリートを「人がヒトに戻る旅」と定義している。社会の一部である「人」が、自然や生態系の一部である「ヒト」に還る――。言い換えれば、社会的な鎧を脱いで、自然の中でまっさらな自分を見つけるための旅である。

リトリートには絶大な休養効果がある。リトリート施設を運営している著者は、お客様の変化を間近で感じているという。到着時は緊張した様子であっても、自然の中を散歩したり焚火をぼんやり眺めたりしているうちに、たたずまいや表情が柔らかくなってくる。たった数時間で、大きな変化が見られるのだ。

また近年は、欧米を中心に「リトリート=日常を離れて自然の中でリセットする旅」という認識が広まっている。大自然でのキャンプや、温泉施設・リゾートホテルへの滞在のほか、都会の隠れ家サロンなど、さまざまに進化を遂げている。

リトリート文化は、日本にも古くから存在している。『風土記』のような古来の書には、湯治などの記録が残っているはずだ。そういった意味では、リトリートは古くて新しい習慣だと言えるだろう。

「アクティブレスト」のすすめ

miniseries/gettyimages

十分に寝ても疲れがとれない、休日にゴロゴロしてもスッキリしない――。そんな経験はないだろうか。

デスクワークやケアワークが増えている現代は、従来に比べて脳や心を酷使することが多くなっている。そのため、ただ横になって体の疲れをとっても、真の意味では休養になっていない。

そこで注目されているのが「アクティブレスト(積極的休養)」である。これは、軽度な運動をすることで疲労回復を促す休養法であるが、その概念をもっと広げてリトリートに取り入れることを、著者は提案している。週末をダラダラと過ごすのではなく、リトリートとしてリフレッシュできる活動を取り入れることで、メリハリをつけるのだ。

リトリートではよく、「自分と向き合う」「ありのままの自分を見つめる」という表現が使われる。アクティブレストを上手に取り入れられれば、楽しみながら自分自身を見つめられるようになるはずだ。

もっと見る
この続きを見るには...
残り2404/3350文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2025.07.23
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

イライラ、さよなら。
イライラ、さよなら。
堀内恭隆
うまくいく人は自分にやさしい
うまくいく人は自分にやさしい
今井孝
「伝え方」の本質
「伝え方」の本質
豊島晋作
自分に嫌われない生き方
自分に嫌われない生き方
谷口たかひさ
孤独に生きよ
孤独に生きよ
田中慎弥
幸運は、必ず朝に訪れる。
幸運は、必ず朝に訪れる。
枡野俊明
もっと学びたい!と大人になって思ったら
もっと学びたい!と大人になって思ったら
伊藤賀一
不安をしずめる心理学
不安をしずめる心理学
加藤諦三

同じカテゴリーの要約

小さな「GIVE」
小さな「GIVE」
今井孝
人生は38歳までに差がつく!
人生は38歳までに差がつく!
長倉顕太
大事なことだけ聞く力
大事なことだけ聞く力
堀田秀吾
組織の器
組織の器
羽生琢哉
いちいち「すりへらない」心が手に入る本
いちいち「すりへらない」心が手に入る本
山根洋士
ポケット版「のび太」が教えてくれたこと
ポケット版「のび太」が教えてくれたこと
横山泰行
セカンドハーフ戦略
セカンドハーフ戦略
本田直之
思考をアップデートする全技術
思考をアップデートする全技術
澤円
無料
僕たちは伝統とどう生きるか
僕たちは伝統とどう生きるか
小倉ヒラク
自分のことしか考えられない人
自分のことしか考えられない人
加藤諦三

フライヤーは、著者・出版社の許諾を得たうえで要約を掲載しております。また、選書委員会を設けて今読むべき本を厳選し、ライターが要約を作成しております。詳しくはコンテンツポリシーをご確認ください。