【必読ポイント!】 自分の「面白い」に気づく
「面白い」は日常にある
サトちゃんの置物はおかしい。薬局の店頭にオレンジやピンク色のゾウがいて、ゾウなのに名前の由来が佐藤である。この違和感や面白さは慣れると見過ごされてしまうが、初めて見る人の目にはおかしく映る。外国人観光客が面白がって写真を撮っていることもある。逆に、海外に行くと現地の人には普通でも日本では見慣れていないために違和感があるものにたくさん気づけるだろう。
『デイリーポータルZ』は、日常のおかしさを取り出したり観察したりして面白がるサイトだ。テーマパークやTikTokのダンスのように、人をおもしろがらせるために作られたものを面白がるよりも、まだ誰も面白いと言っていないものに対して「これ面白くない?」と誰かに伝え、それが分かってもらえたときのほうが、はるかに快感が大きい。面白さを見つけるという行為が面白いし、日常に面白さを見つければ毎日が観光だ。では、日常を面白がる方法とはどのようなものだろうか。
普通のものこそ面白がれる

面白いものを作るために、クリエイターのような特殊な才能は必要ない。インスピレーションが空から降ってくるなんてまやかしだ。面白さは、特定の行動と考え方のパターンで作ることができる。著者流の “面白化”のパターンは、「対象をよく見てルールを見つける」「それを浮かび上がらせる」「飛躍させる」の3つだ。




















