「このままの人生でいいのだろうか」「本当はもっと素敵な人生を手に入れられたはずなのに」。そんなモヤモヤがふと頭をよぎる瞬間は誰にでもある。しかし多くの人は、何も行動しないまま日常へと戻っていく。時間がない、才能がない、環境が悪い……行動できない理由を並べるのは簡単だからだ。本書は、その甘えを真正面から叩き潰す。
著者のゆる麻布氏は、新卒でブラック企業に入社し、理不尽な労働環境を経験したのち、起業家へと転身した人物である。現在は連続起業家として数十億円規模の事業を複数経営し、SNSではXアカウント開設からわずか半年でフォロワー6万人を獲得するなど、注目を集める存在だ。
本書では、そんな著者が、行動しない私たちに容赦なく喝を入れてくる。一貫して語られるのは、とにかく動け、自分の人生を取り戻せというシンプルなメッセージだ。ビジネスの最前線で結果を出し続けてきた著者だからこそ、その言葉には生々しい説得力が宿っている。口調は独特で、「お前」と呼びかけてくる語りが印象的だ。読み進めるほどに、その距離感が心地よくなっていく。
本書は、頭で考えすぎて一歩を踏み出せない人、人生を変えたいと思いながら何から始めればいいかわからない人にこそ手に取ってほしい。読み進めるうちに、これまで動かなかった自分を深く反省し、今すぐ行動したい衝動に駆られるはずだ。そして小さくでも動き出した瞬間、思考のブレーキは外れ、行動は加速し、仕事も人生も確実に違う方向へと動き始めるだろう。