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頭の中のひとりごとを消す方法の表紙

頭の中のひとりごとを消す方法

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本書の要点

  • 過去の出来事を思い出し、ネガティブなことを何度も思い返してしまうことを「反すう」とよぶ。反すうを繰り返すと気持ちが落ち込み、心の健康に悪影響を及ぼすこともある。

  • 自分が反すうしていることに気づき、離れることが大切だ。離れるには「拡張版コンテイナーテクニック」などのイメージワークや、呼吸法を使ったボディワークが有効だ。

  • 反すうは、記憶と感情がリンクしている。罪悪感や恥、無力感、怒りのような感情は、強烈な体験による認知のゆがみによって生じている可能性がある。

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「頭の中のひとりごと」の正体

私たちを苦しめる「反すう」

過去の出来事を思い出し、自分の考えを何度も思い返してしまうことを「反すう」という。「あのとき、こうすればよかった」「なぜあんなことを言ってしまったのか」と嫌なことや失敗したことを延々と考え続けてしまう。本書では「頭の中のひとりごと」を、「反すう」とよぶことにする。

反すうを繰り返すと気持ちが落ち込み、ひいては心の健康に悪影響を及ぼすこともある。

反すうが生じる原因は、脳の感情をコントロールする部位がうまくはたらかないことである。本書では脳や神経のしくみ、心のはたらきから見た反すうのメカニズムについて解説する。反すうのしくみを理解すれば、適切に対処でき、上手に距離を取れるようになるだろう。

反すうは雪だるま式に増えていく

Mary Long/gettyimages

寝る前にふと今日のミスを思い出して、こんな考えに陥ることはないだろうか。

「ああ、今日はほんとミスったなあ……」(出来事の想起)

「またやっちゃったよ。最悪」(出来事に対するネガティブな感情)

「そういえば、前もこんな失敗したよな」(過去の出来事を思い出す)

「自分はいつまでも進歩がない」(ネガティブな認知が生じ、とらわれる)

このような「反すうモード」に入ると、自分に対する否定的な考えや思いが雪だるま式に増えていき、極限に達すると「こんな自分は生きていても仕方ない」とまで思い詰めるようになってしまう。反すうを放っておくのは、非常に危険なことなのである。

「反すう」と「反省」は違う

反すうは有害なものだが、一方で「自らを振り返って、反省するのは大事なことではないか」という意見もある。

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要約公開日 2026.02.22
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