目標を達成できる人の「考え方」
思い込みに囚われない
著者が営業の仕事を始めたばかりの頃、ある気がかりがあった。それは「同じお客様に何度も営業をかけたら、しつこいと思われるのではないか」ということだ。「自分が同じことをされたら、うんざりするだろう……」。そう思うがゆえに、ためらいがあったのだ。
ある日、見かねた上司が著者を呼び出した。「商品が安いか高いかを決めるのは、誰だと思う?」と上司に聞かれ、「お客様です」と答えた。そして上司はこう言った。「じゃあ、セールスがしつこいかしつこくないかを決めるのは、誰だろうね?」
著者はハッとした。しつこいかどうかを決めるのは、自分ではなくお客様だ。「何度も営業をかけたらしつこいだろう」と勝手に思い込んでいたことに気づいたのだ。
お客様は今使っている商品を買い替えたいと思っているかもしれないし、万が一「高い」と言われたら、その理由を聞けばいいだけのことだ。
あれこれ理由を考えて、自分の行動にブレーキをかけるより、ダメならまたやってみればいい――。そう思えるようになったら気が楽になり、営業がうまくいくようになった。
勝手な思い込みに囚われず、まず行動してみよう。何度もトライしていくうちに、うまくいくようになるかもしれない。
小さなことにも手を抜かない

20世紀を代表する建築家、ミース・ファン・デル・ローエの言葉に「神は細部に宿る」というものがある。これには「細かいところにも手を抜くな」という意味が込められているが、目標を達成するプロセスも同じである。




















