大好きなモノ以外はすべてノイズだ。モノは知らず知らずのうちに増え、あなたの空間と生活と頭の中を複雑にしていく。
まずは机の上をリセットすることから始めよう。筆記用具かラップトップ、お気に入りのティーカップ以外のモノをすべてどけて、机を窓の近くへ移動させ、レースのカーテン越しに太陽の光や空に意識を向けてみる。太陽の光や空はノイズとは正反対のものだ。
視界からノイズを取り除くと、思考がクリアになり、後回しにしていた大切なことに手を付けたくなってくるだろう。手を付ければ、あっという間に時間が流れるし、胸の奥が発熱してワクワクしてくる。
そんな時間こそ“クリエイティブな時間”だ。人生の質は、こんな時間をどれだけ持てるかで決まる。まずはシンプルな空間を手に入れよう。
身の回りのあらゆる物事を手放し、より求めている人へ、より必要とされているところへどんどん循環させよう。あまり使わなくなった道具があれば、喜んで使ってくれそうな人を探す。今やっている仕事でも、自分より適任だと思える人がいたら譲る。チャンスがやってきたら、自分以上にそれを待ち望んでいた別の人に手渡す。素敵な人に出会ったら、より付き合いが深くなりそうな人に紹介する。すごいアイデアが思いついたら、一番うまく活用してくれそうな仲間に話す。
手放した分、新しいものが入ってきて、本当に欲しかったものが向こうからやってくるようになるはずだ。
3,400冊以上の要約が楽しめる