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迷ったら、ゆずってみるとうまくいくの表紙

迷ったら、ゆずってみるとうまくいく


本書の要点

  • 「ゆずる」とは、器を大きく育てることであり、自分磨きのひとつだ。ゆずりあいの精神で共に器を大きくする関係をめざすとよい。

  • 自分のためばかりでなく、人のために積極的に取り組む姿勢がよい社会をつくる。

  • 仏教の「因縁」は、この世のすべてが巡り巡ってつながっていることを意味する。よい報いが得られるのは、今このときを懸命に生きる態度だ。

  • 打算的な善行ではなく、真に他者を思いやる精神で「陰徳を積む」ことが大事である。

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競うことをやめると、うまくいく

ゆずることは、自分を磨くこと

人の器とは、度量つまり受け入れる心の広さを表す。器が小さければ水が溢れるように、他人の意見や考えを取り入れることはできない。逆に器を大きくしていけば、これまで溢れていた様々な意見や考えを取り入れられるようになる。すると、新たな気づきが生まれ、人間としての幅が広がっていく。つまり「ゆずる」とは、自身の器を大きく育てていくことであり、自分磨きのひとつなのだ。

中国の『詩経』には、お互いに競い合い、助け合いながら共に成長していくことを表す「切磋琢磨」という言葉がある。たとえば、やりたい仕事が同僚とかち合ったら、「君がやるといいよ。頑張りなよ」と気持ちよくゆずりたいものだ。すると、次に同じような機会があれば、相手は喜んでゆずってくれるだろう。こうして協力関係が醸成されていくと同時に、自分だけでなく共に器を大きくしていく関係を築くことができる。

「我欲」を「意欲」へ転換する

Nayomiee/gettyimages

事実よりも過剰に「リア充」を演出することを‟盛る”と呼ぶ。盛るという行為は自我の表れだ。自分自身の存在や考え方に執着する心を「自我」という。自我は仏教での「我欲」に通じていて、我欲は仏教では望ましくないものとされる。

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要約公開日 2024.12.13
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