【必読ポイント!】 組織の軸は「ミッション・ビジョン・カルチャー」
強い組織づくりに欠かせない「無矛盾な状態」

freeeとはどのような組織かと問われれば、著者は迷いなくこう答える。
「freeeはミッションドリブンであり、カルチャーを非常に重視する組織です」
freeeでは、自社のあり方を「大船団の航海」に喩えることがある。ミッションは船団が進むべき方角を示す羅針盤であり、カルチャーはそれぞれの船が最大出力で進むための共通の行動規範だ。
会社が利益を生み出し、事業を継続するだけであれば、ミッションやカルチャーが曖昧でも一定の成長は可能かもしれない。しかしfreeeには「スモールビジネスを、世界の主役に。」という明確なミッションがある。これを本気で実現するため、採用、評価、育成、マネジメントに至るまで、組織運営のあらゆる仕組みをその軸に合わせて設計してきた。
一見優れた制度であっても、ミッションやカルチャーと整合していなければ、制度同士はやがて衝突する。社員は「言っていることとやっていることが違う」と感じ、組織は徐々に疲弊していくだろう。強い組織をつくるために目指すべきは、「無矛盾な状態=組織内のあらゆる制度や施策を、ミッションとカルチャーを軸に、矛盾なくさせること」なのである。
そもそもミッションやカルチャーが明確に定義されていない組織では、判断の軸となる基準が存在しないため、「無矛盾な状態」という目標自体が成立しない。組織づくりはまず、「自分たちはいったい何を大切にしているのか」を明確に言語化することから始まるのである。




















