部下はなぜ話をしてくれないのか
上司と部下は「関係性がすべて」
「部下と最高の関係を築く」にはどうしたらいいだろうか。そのポイントは、上司であるあなたが何を言うかではなく、「部下とどんな関係性にあるか」にある。
同じことを言われても、なぜか心に響く相手と、ほとんど響かない相手がいるはずだ。つまり、部下との関係性が良好でありさえすれば、どんなメッセージでも部下に届くし、逆に悪ければ何を言っても伝わらないということだ。
関係性はたった1分のスモールトークで変えられる!

では、「関係性」をよくするにはどうすればいいのだろうか。著者が提案するのは、「相手の立場になって考える」「スモールトーク」の2つである。前者は非常に脳のエネルギーを使うため、一筋縄にはいかないが、トレーニング次第で慣れることができる。
取りかかりやすいのは、後者の「スモールトーク」である。スモールトークとは日々のちょっとした会話のことで、「おはよう、今日も暑いね」「お疲れさま、午前中の会議どうだった?」といったものだ。ほんの一言か二言、1~2分もあれば十分だ。
大事なのは、「部下の心と毎日つながること」。短いコミュニケーションを積み重ねることで、相手との距離を縮めることができるからだ。
本書では、部下との関係性を築く「スモールトーク」の具体的なアプローチとして、部下が思わず耳を傾けたくなる「説明」、部下の思いを引き出す「問いかけ」、部下の存在を肯定する「傾聴」、そして部下が自ら動き出す「行動」について解説する。「説明」→「問いかけ」→「傾聴」→「行動」のサイクルを回すことで、部下との関係が良好なものになるだろう。
要約ではこのなかから「スモールトーク」「説明」「問いかけ」「傾聴」について紹介する。




















