【必読ポイント!】 クローゼットを変えれば、人生が変わる
乱れたクローゼットは、誰かのために頑張ってきた証拠
クローゼットを眺めたとき、あなたはどんな気持ちになるだろうか。
散らかった様子を目にして気分が沈むこともあるかもしれない。だが、どうか自分を責めないでほしい。
クローゼットが乱れているのは、自分のことよりも家族や仕事、誰かのために懸命に頑張ってきた証拠である。まずはその頑張りを認め、ねぎらってほしい。そして、こう問いかけてみてはどうだろう。
「今まではそうだった。けれど、私はこの先も自分を後回しにする人生でいいのだろうか?」
かつて著者も、1000枚の服であふれたクローゼットを「まぁこんなもんだよね」と受け流していた。しかし、クローゼットと真剣に向き合ったことが、人生を変える転機となったのである。
クローゼットに入り込む他人の価値観

服は、一見すると自分の意思で選んでいるようでいて、実際には多くの人が「これを着ていれば褒められそう」「あの人が選んでいたから安心」「無難だから誰にもツッコまれないはず」といった他者の価値観や視点を無意識のうちに取り入れている。
著者自身、1000枚もの服を持っていた頃、クローゼットには好きで買った服ばかりが並んでいた。それにもかかわらず、眺めていても少しも「好き!」という感覚が湧かなかった。当時の著者は他人からどう見られるかを強く意識しており、クローゼットは他者の価値観に占領された空間になっていたのだ。
「服捨て」は、他人への依存を手放し、自分を取り戻す作業である。他人から刷り込まれた価値観や思い込みを脱ぎ捨て、自分の輪郭を少しずつはっきりさせていく。その過程で、「自分とは何か?」「自分は何を大切にしたいのか?」「どんな自分でいたいのか?」「自分は何がしたいのか?」といった問いの答えが、ゆっくりと、しかし確実に浮かび上がってくる。



















