見つけてもらい、役に立つ
基本の考え方
知りたいこと、解決したいことがあるとき、質問を投げかけるという行為が「検索」だ。その結果、Googleのような検索エンジンは、「いちばん役に立ちそう」な「回答」を選んで導いてくれる。したがってSEOとは、「Googleの仕組みを理解したうえで、質問してくる人に合わせてサイトを作る」ことである。Googleを攻略しようとするより、「ユーザーを出発点にする」ことが、SEOにおいてもっとも大切なことだといえる。
かつては、検索エンジンの仕組みの隙を見出し、サイトの価値を高く見せかけるテクニックの効果があった。ページ内にキーワードを散りばめたり、外部のサイトからリンクをたくさんつけてもらえるだけで、表示順位を上げられていた。そこでGoogleは、「Googleを攻略しようとしているページと、検索した人の質問にちゃんと答えているページを見分ける力を年々高めてきた」のである。一時的なテクニックでは、むしろ評価を落とされるリスクが高い。
では、新商品のすごさや自社のこだわりを詰め込めばいいかというと、そうでもない。これは「SEO初心者が陥る落とし穴」であり、「発信する側の都合」でしかない。ユーザーの質問の多くは「自分の困りごとの解決策」であり、それと企業側の伝えたいことにズレがあることに、気づく必要があるのだ。だからこそ、「『この人は今、どんな質問を持って検索しているんだろう?』という受け手目線」が大事になるのである。
検索エンジンの仕組み

Googleが行なっているのは、「回答の候補を集める(クローリング)」「集めた候補を整理して登録する(インデックス)」「登録された候補の中から並び順を決める(ランキング)」の3つである。
クローリングでは、クローラーという自動巡回プログラムが、さまざまなWebページのリンクをたどって、芋づる式に世界中からページを見つけてくる。クローラーがたどりつけるよう、ページ同士がリンクされている状態でないと、「回答の候補にすら入れない」。
見つけたページを分類して、検索用のデータベースに保存するのがインデックス登録だ。ほかのサイトをコピーしたような内容のページは、価値がないと判断されて登録されないこともある。ここまできて、「ユーザーの質問に対する回答の候補としてスタートラインに立てる」。




















