人生を変えるジャーナリング
「僕、人生を変えたいんです……!」
「仕事は嫌いじゃない。でも、何かが違う」
辰峰商事で営業として働く飯塚タイヨウは、そう思うことが増えていた。日々、顧客のクレーム対応に追われる一方、優秀な後輩は大型案件を決めそうだ。悔しい気持ちはあるが、純粋にすごいと思う自分もいる。
ある朝、1本の動画が目に留まった。「人生が変わるジャーナリング」。動画の中の男性はこう話していた。「人生を変えるにはスペースを空けた方がいい。ゆっくりする時間がないと、自分がやりたいことが見えてこない」
そんな折、上司から急に「有給休暇を取れ」と言われた。「せっかくだから、ハワイでも行ってこいよ」という言葉のまま、タイヨウはハワイへ行くことにした。
空港へ向かい、いざ飛行機に乗り込んだら、目の前に見覚えのある男性が――あの動画に出ていた人だ! しかも搭乗直前、タイヨウは書店でその人の本を手に取っていた。
不思議な偶然に驚いたタイヨウは、思わずその男性、ダイキさんに声をかけた。「僕、今すごく、人生を変えたいんです……!」
人生は今日から変えられる

「これまでなんとなく生きてきたけど、本当にそれでいいのだろうか。最近は先が見えず、かといって何をしていいのかわからない……」
タイヨウの話を聞いたダイキさんは、こう言った。「もしかしたら今のきみは、『自分の心の声』が聞こえなくなっているのかもしれないね」
人はもともと「こっちに進みたい」という声を持っている。だけど、人の評価を気にしたり、周囲に求められる仕事ばかりしていると、いつしか「自分の心の声」は聞こえなくなってしまう――。
だが、「それは解決できる」とダイキさんは言う。ダイキさん自身が、そのひとりであったからだ。かつてダイキさんは就活に挫折してうつ病になり、せっかく入った会社も半年で辞めた。でも今は、自分の「好き」を仕事にして世界中を飛び回っている。そのダイキさんの人生を変えたのが、「ジャーナリング」だった。




















