あなたを「不安」にさせる正体
脳には「緊張に弱いタイプ」がある
世の中には「緊張に弱いタイプの脳」を持つ人がいる。たとえば、数日後のプレゼンのことを考えると「どうしよう」と不安が止まらなくなってしまう――。このような心理特性を持つ人を、脳科学では「損害回避傾向や不安傾向が強い人」と呼ぶ。
人はもともとリスクを高く見積もりがちだが、「損害回避傾向」の強い人は特にその傾向が強く出る。何をするにも心配が先立ち、緊張や人見知りをしやすく、疲労やストレスがなかなか抜けない。
このタイプは、緊張したときに前頭前野のワーキングメモリの働きが低下しやすいことがわかっている。ワーキングメモリとは「脳のメモ帳」。どんなに有能な人でも同時に処理できるのは3枚くらいだが、損害回避傾向の強い人は、緊張すると枚数が一気に減ってしまう。プレゼン中に頭が真っ白になるのは、そのせいである。
不安を払拭する方法

緊張しやすい脳タイプの人が不安を払拭するには、どうしたらいいのだろうか。そのポイントとなるのが、不安を一旦外に出す「外在化」である。具体的な方法を3つ紹介したい。




















