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AI時代の採用戦略の表紙

AI時代の採用戦略

“人を見る仕事”は何がどう変わるのか

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本書の要点

  • AIは、採用をオペレーション領域、評価・意思決定領域、動機づけ領域の3つに分けた場合、オペレーション領域と評価の一部に活用できる。

  • 採用KPIは、AI導入によってその意味合いが変わってきている。KPIを考える際には「何を測るか」という問いと同時に、「何が測れないか」を理解することが重要だ。

  • AIは「非常に優秀だが、自分と同じ前提条件を持たない同僚」である。

  • AIが高度化すると、組織の存在理由は、従来の「効率」や「規模の経済」から、「意味の共同体」へと変わる。

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採用が直面している大変化

AIvs.AIで疲弊する採用現場

マイナビの2026年卒調査では、AIを就職活動で利用したことがある学生は66.6%で、利用目的の最多は「エントリーシートの推敲」(68.8%)だった。一方、ヘイズ・ジャパンの調査では、日本企業の29.8%が採用プロセスでAIを利用している。用途の内訳は「面接の日時設定・調整」34.2%、「候補者の適性に関する予測分析」34.2%、「書類選考や候補リストの作成」27.8%だ。

つまり、学生側がAIを使って応募書類を整え、企業側がAIを使って応募書類をさばく、という構図はすでに現実のものとなっている。ここに、AIvs.AIという構造が生まれる。この構造の厄介なところは、双方とも合理的に行動しているにもかかわらず、採用の本質から離れていきやすい点だ。すなわち、企業側が採用を通じて本来見たかったはずのものが見えにくくなる。それは、学生の価値観、行動特性、判断の癖、言葉の選び方、さらには「この人と一緒に働きたい」と思える人間としての輪郭を指す。

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要約公開日 2026.11.06
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