flier_logo
ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから

本書の要点

  • 器という概念は、感情、他者への態度、自我統合、世界の認知という4つの要素から構成される。

  • 器の成長プロセスは「ARCT(アルクト)モデル」で表現できる。ARCTとは、「Accumulation(蓄積)」「Recognition(認識)」「Conception(構想)」「Transformation(変容)」を指す。

  • 器は他者との関係性の中で育つ。「傾聴」「問答」「対峙」「協働」という4つのアプローチがある。

1 / 4

器とは何か

組織の限界は、一人ひとりの器の限界

新しい制度を導入しても現場の抵抗にあってしまう。若手の意見を取り入れたいのに、既存のやり方に固執する人がいる。変化が必要だとわかっていても、組織全体の動きは鈍い。

こうした状況は組織全体の問題である。どれほど優れた施策(水)を用意しても、それを受け止める土壌(器)がなければ機能しない。

では、「組織の器」とは何か。組織という言葉は織物の用語から来ている。「組む」とは糸を相互にからみ合わせること、「織る」とは糸を縦横に組み合わせて布をつくること。つまり、組織とは個々の「糸」(個人)が交わり、相互に織りなすことによって全体を成立させるシステムである。

組織の限界は、メンバー一人ひとりの限界の表れだが、逆に言えばこれは希望だ。組織を変えるために大改革が必要なわけではなく、一人ひとりの変化によって組織全体が変わっていく可能性がある。

キャパシティ:現在の器の大きさ

years/gettyimages

器という概念は2つの側面から捉えることができる。

第1の側面は「キャパシティ」、つまり現在の器の大きさである。

●どれだけの困難に耐えられるか?

もっと見る
この続きを見るには...
残り4280/4751文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2026.08.28
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

推したちとどう生きるか
推したちとどう生きるか
三宅香帆
大事なことだけ聞く力
大事なことだけ聞く力
堀田秀吾
「夫婦」不在社会
「夫婦」不在社会
三宅香帆
意見をつくる
意見をつくる
羽田康祐 k_bird
北極星 僕たちはどう働くか
北極星 僕たちはどう働くか
西野亮廣
AIの時代に 頭がよくなる人 悪くなる人
AIの時代に 頭がよくなる人 悪くなる人
岡瑞起
知性大全
知性大全
樺沢紫苑
世界の一流が休むためにやっていること
世界の一流が休むためにやっていること
福原たまねぎ

同じカテゴリーの要約

新版 自分の小さな箱から脱出する方法
新版 自分の小さな箱から脱出する方法
アービンジャー・インスティチュート冨永星(訳)
勉強法大全
勉強法大全
星友啓
20代のときに知りたかったお金と幸せの話
20代のときに知りたかったお金と幸せの話
本田健
嫌われおじさん 愛されおじさん
嫌われおじさん 愛されおじさん
佐伯ポインティ
脳を乗っ取る感情(アイツ)からあなたを守る方法
脳を乗っ取る感情(アイツ)からあなたを守る方法
篠原菊紀
三行で撃つ
三行で撃つ
近藤康太郎
新版 空気を読む脳
新版 空気を読む脳
中野信子
新版 空気の教育
新版 空気の教育
外山滋比古
独自性のつくり方
独自性のつくり方
田村正資
ウケる現場のつくり方
ウケる現場のつくり方
サバンナ 八木真澄営業-1グランプリ製作委員会

フライヤーは、著者・出版社の許諾を得たうえで要約を掲載しております。また、選書委員会を設けて今読むべき本を厳選し、ライターが要約を作成しております。詳しくはコンテンツポリシーをご確認ください。