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器とは何か
組織の限界は、一人ひとりの器の限界
新しい制度を導入しても現場の抵抗にあってしまう。若手の意見を取り入れたいのに、既存のやり方に固執する人がいる。変化が必要だとわかっていても、組織全体の動きは鈍い。
こうした状況は組織全体の問題である。どれほど優れた施策(水)を用意しても、それを受け止める土壌(器)がなければ機能しない。
では、「組織の器」とは何か。組織という言葉は織物の用語から来ている。「組む」とは糸を相互にからみ合わせること、「織る」とは糸を縦横に組み合わせて布をつくること。つまり、組織とは個々の「糸」(個人)が交わり、相互に織りなすことによって全体を成立させるシステムである。
組織の限界は、メンバー一人ひとりの限界の表れだが、逆に言えばこれは希望だ。組織を変えるために大改革が必要なわけではなく、一人ひとりの変化によって組織全体が変わっていく可能性がある。
キャパシティ:現在の器の大きさ

器という概念は2つの側面から捉えることができる。
第1の側面は「キャパシティ」、つまり現在の器の大きさである。
●どれだけの困難に耐えられるか?




















