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移動する人はうまくいくの表紙

移動する人はうまくいく


本書の要点

  • 著者は、会社員を辞めて「定住」「安定」という環境から飛び出し、移動する人生を選んだことで、才能と能力が覚醒した。

  • 移動すれば、他人に押しつけられたキャラクターから解放され、自分の人生が始まっていく。

  • 移動体質をつくるために、最低でも年4回は海外旅行に行き、国内旅行にも年4回以上は行くと決めてしまおう。移動体質を手に入れれば、人生が変わり始める。

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なぜ、移動する人はうまくいくのか?

諸悪の根源は「定住」

現代社会はいわば「不安情報社会」だ。不安を煽るような情報ばかりが報道され、人が憎しみ合い、人と人を比べ、人に優劣がつけられる。こうした社会のあり方は、まわりまわって貧富やいじめ、うつ病の問題につながっているのではないだろうか。

このような問題の原因の一つは「定住」にあるかもしれない。

人類の歴史を遡ると、定住によって文明が生まれたのは確かだ。ただその一方で、権力が生まれ、「より得する側」と「より損する側」というヒエラルキーがつくり出されたのも、定住によってである。

まったく違う環境に身を置くべき理由

狩猟時代の人類は、サバイバル能力がないと生き残れなかった。常に食料が手に入るとは限らないし、敵がいつ襲ってくるかもわからないからだ。

狩猟時代とは違う意味で、現代も変化の激しい、予測不可能な時代だといえる。ところが私たち日本人は、たった一つの答えを見つける教育しか受けてきていないから、予想外の出来事への対処が苦手だ。

そんな私たちがサバイバル能力をつけるには、日本のルールが通用しない国に行くのが近道だ。もしくは、会社員を辞めたり引っ越しをしたりして、今までのルールが通用しない状態をつくる手もある。

「移動」で才能と能力が開花する

YinYang/gettyimages

著者は38歳のとき、勤めていた出版社を辞めて独立し、ハワイに移住した。

会社員だったときは東京からほとんど動かなかったが、独立後は毎週のように日本全国を飛び回り、毎月アメリカと日本を往復している。そんな生活を経て、年収はどんどん上がっていき、本を出版するなど、会社員時代では考えられないような生き方になっていった。「定住」「安定」という環境から飛び出しただけで、自分の才能と能力が覚醒したのだ。

「定住」「安定」の環境にいるとき、私たちのキャラクターは固定されている。結果として、能力が制限され、人生は徹底的につまらないものになる。

人生を変えるというのは、自分のキャラクターを変えることに尽きる。つまり人生を変える近道は、環境を変えることによって新たなキャラクターを獲得することなのである。

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要約公開日 2024.08.14
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